しあわせな瞬間…って、後からじんわりと、思い出すものなのかも。


その瞬間瞬間も、もちろん、しあわせなんだけれど、ちょっと時間が経って、「あぁ、そういえば、あの夜はしあわせだったなぁ」ってしみじみ思い出すと、さらにそのしあわせ度が増す気がするの。



こないだ、家に立山町出身の同窓メンバーが集まってくださった時、
私はちょこちょこ台所に立ちながら酒肴をこさえていたのだけど、お隣の部屋で、みなさんがリラックスしてくつろぎながら、楽しそうに会話しているのが聞こえてきて。



あの瞬間も、今思えば、えらくしあわせなひとときでした。



半年前までとは、明らかに私を取り巻く環境、人間、水、食事、空、空気、…すべてのものが180度違う。


そして、いま、家の中で、立山弁(富山弁?)を話すお仲間たちの隣の台所で、私はお料理を作っている。



私はなんちゅうファンタスティックな土地に来てしまったのかしら??



たまに、お山たちの神々しい表情を見ながら、ハッと息をのみそうになる瞬間があって。

その瞬間も、これは夢ではないかしら?と思うこと多々。



今ここに住んでいることが未だに夢のように感じる不思議。

一応、ほっぺたをつねったら、痛かったから、たぶん、これは現実だと思うのだけれど(笑)。



多分、この先もずっとこんなこと言っていると思う。


夢なら、覚めないで♪