ここ、立山町に移住してきてはや、半年。
私の目にする景色、状況は、めまぐるしい勢いで変化しています。

ここ立山町への移住・定住を促進させるのが、今の私の最大ミッションなのですが、実際にかかわってみると、立山町に縁もゆかりもない、私のような移住者(Iターン)より、富山出身者で、今は就職などで、県外に出ている人たちを、この地に呼び戻す(Uターン)の方が、可能性としては大きな力を秘めているなぁ、と思います。


それだけ富山の人は、自分の故郷への愛が深い。


富山出身者で、東京在住の若者たちのネットワーク、「アコイコ」の皆さんの活動を見ていても、それをヒシヒシと感じます。


さて、それ以外にも、「地域をおこす」をキーワードに、千垣の自宅を使って「千垣Bunkamuraプロジェクト」という企画を行っています。これは、「文化」をひとつのテーマに、移住定住のファースト・ステップとして、まずは、「立山町のファンになってもらう」ことを狙っています。


8月の1回目は「夏野菜を使った料理&移住おしゃべり会」、先日やった第2回目は、「あなたも今日からライター講座」という切り口で、文章書きのコツなどをお伝えするイベントを開催しました。このBunkamuraプロジェクトはこれからも月1回行っていく予定です。


次の企画、何にしようかな、とイベントが終わったそばから、考えていました。


今回、残念ながらライター講座に参加できずに、次回、開催される際は参加したいとの声もいただいていたので、今月も「ライター講座」にしようかしら?と。


それが、ここ数日のFBでの投稿で、とある友人とのやり取りで、「自分の本当に好きなこと」「やりたいもの」に火をつけられました。


それは「詩」です。


私は昔、詩人になりたかったことがありました。

そして、ボクサーになりたい、と憧れた時もありました(ロバート・デニーロの「レイジング・ブル」というボクシング映画を見て)

結局、詩人にも、ボクサーにもならずにライターになりました。


だけども、私がこれまで生きてきて、要所、要所で出逢った沢山の「詩」に、時に励まされたり、生きるパワーをもらったり、また明日を生きようと、勇気をもらってきました。


そんな無数の「詩」たち。



昨日は、友人とのコメントのやり取りで、そんな自分の中の眠っていた「魂」に火をつけられたようが気がしました。


詩なんて、働く上で何の役にも立たないかもしれない。
だけども、生きる上では、何かの役に立つかもしれない。


ホイットマン、谷川俊太郎、寺山修司、ソロー。

ということで、次回のBunkamuraプロジェクトは、「生きる上で、ちょっぴり役に立つかもしれない文学講座ー叫ぶ詩人の会」
にしようかしら? なんて考えている私です。


誰だって、好きな詩(歌の歌詞でもいいのです)を1つは持っていると思います。それを持参いただいて、それぞれに読んでいただく。

そこからはジャズライブみたいに「即興」です。
どんな化学反応が起きるか、そこから、何か生まれるのか。


答えは、神のみぞ、知る。


(興味ある人、いらっしゃいますか??笑)