週末、東京KITTEに、これからお世話になる立山町の町長さんがイベントでいらっしゃる、とのことで、会いに行ってきました。


会場には町の名産品が並び、お揃いの法被姿を着たスタッフの方々がイベントを盛り上げています。会場の一角では、立山町を活性化させるための、大学生たちによるプレゼンテーションが行われたり…。
そのプレゼンを最前列で聞かれているのがおそらく町長さんだな、と後ろ姿から察した私は、後ろの席の方に座り、休憩時間などのタイミングを見てご挨拶申し上げようと思っておりました。


町長さんとは、お手紙のやり取りはあるものの、面接ではお会いできなかったので、実質、お初にお目にかかる訳です。

やっぱり最初の挨拶は「はじめまして。この4月よりお世話になりますデコネコと申します。どうぞよろしくお願いいたします」と、頭を深く下げる…このあたりが妥当かな~とぼんやり考えていると、私の席の方に、テクテクと颯爽と歩いてくるお方が…。


視線をあげると、町長さんでした!

(心の中でワオ!と叫ぶ私)


「おっと!ご挨拶、ご挨拶…」と思ったソバから、
「そこの席で、声、聞こえる?もっと前に来てもいいんだよ」と一言。
爽やかにそうおっしゃると、一瞬で風のように去っていってしまいました。


私は軽いジャブを打たれたようで、ご挨拶のタイミングを失ってしまい…(笑)


印象は、「お役人っぽくない」と言いますか、初対面の人間に対しても「壁」を作らない、フレンドリーでお若々しい物言いが新鮮に感じました。


その後、またタイミングを見て改めてご挨拶申し上げるチャンスを見つけてホッと一安心。



来年は、もしかしたら私も町の法被を着て、「お手伝いする側」として、KITTEなどの観光ブースに出没しているかもしれない…と思うと、自分の近い未来のことを、ほくそ笑んでしまうのでした。