私はお月様が好き。


お月様が1個しか存在しない、この世のお月様も好きだけれど、
「1Q84」の世界みたいに、目をゴシゴシこすれば、いつものお月様のそばに、実はもう1個、
小さな控えめのお月様がそっと寄り添っているような、お月様が2個存在する世界も好き。




まるまると満ちたお月様も好きだけれど、
どこか欠けてしまったお月様も好き。
ほっそりと痩せ細った三日月のお月様も大好き。



要は、どんな時だって、
どんな姿だって、
お月様の存在自体が好きなのよ。



あなたと一緒よ。