皆サマー、こんにちは。
真夏日の今日、ご機嫌いかがですか?

日ごろ、頭の中の成分の90%くらいが「美味しい食べ物」のことで占められている、と言っても華厳ではないデコネコです。


さて、今日はひとつ美味しいサンドイッチの話を。

体重のことを考えなければ、パン大好き星人なわたくしです。でも、腹持ちのいいのを考えるとやはりお米に行きつくので、パンは今ではたまのご褒美に食べるくらいです。
ちなみにパンはふわふわ~っとしたパンよりも、古代のヨーロッパで食されていたような、噛みごたえのある、ちょっと酸味がきいた全粒粉っぽい食事パンが好きです(中にイチジクとかナッツの入ったパンも好き)。


閑話休題


一時、学生時代にアルバイトしたこともあって、広尾の街には思い入れがあります。
青山や表参道も好きだけれど、各国の大使館が並ぶ広尾には、大人の「品格」と「静けさ」を感じるのです。未だにあのエリア を歩くのが好きで、六本木~広尾~恵比寿~代官山あたりまでなら、テクテクと歩いてしまいます。

広尾には外国人向けのスーパー「ナショナル麻布スーパーマーケット」という異国ムードあふれるスーパーがあって、「明治屋」と同様、広尾に来ると必ず立ち寄ります。こないだも久々にナショナル麻布に寄ってみたら、店内が改装されている!おぉ!以前の雑然とした店内から一新、なんとも小ぎれいになっているので少し驚きました。

いつものように隅から隅まで様々な食材をチェックし、めぼしいものはないかな、と思って最後、デリカテッセンのコーナーをのぞくと、「Less50%」と神々しいシールが張られたパックが…。「こ、これは半額という意味ね?!」とドキドキしながら、そのパックを手に取ると、どうやら中身はサンドイッチなようです。

そのパック、というのが、たまに高級な卵が入って売られているような独特な質感の紙(ってわかります?ちょっとゴワゴワした感じの厚手の紙)のパックで中身は見えないのですが、手に持つとずっしり重いのです。直観で、「これはきっと美味しいサンドイッチに違いない!」と思った私は、何種類か残っていた「Less50%」の中から、チキンが入ったサンドイッチを一つお買い上げしたのです。サンドのネーミングも一見すると、「サイゴン」とか「ヴィクセン」とか、中身が想像できないものばかりです。


とにかくその、非常にずしりと重いサンドをお買い上げして食べてみたのですが…。



「こっ、これは!」と思わず叫んでしまいそうなほど衝撃的な美味しさのサンドイッチでした。素材もバッチリいいし、お野菜も新鮮そのもの。中に挟んであるソースもめちゃ手作り感あって、これはまさに「グルメなサンドイッチ」(ベタやねぇ)と呼んでも華厳ではないでしょう。サンドイッチに目がなくて、これまでいろんなお店のサンドイッチを食べてきたと思うわたくしでございますが、これだけ「ムムム…」と唸らせられたのは久々です。もうとにかく、鼻の穴をフンガフンガと広げながら、鼻息も荒く一気に平らげてしまったのでした。


後で気になって調べてみたら赤坂~溜池にある「The earl」という外国人の方御用達のお店でした。どのレビューもみんなビックリな美味しさと書いてあって、「うんうん」と一人うなづいた次第です。


あぁ、あのサンドイッチが恋しい…。

できればまた、「Less50%」で…いやっ、野暮は言わねぇ!正規の値段だっていいさ、もう一度いただきたいものだよ、お前さん…と思った次第です。



http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13042659/