家でいつも流しっぱなしにしている映画。

日によって気分も違うの。
つい最近まではまたまたゴダール監督に戻って(笑)、「気狂いピエロ」なんぞを。
あの、混沌としたカオスな世界も、たまに欲するの。ファッション映画、アート作品と思えば、登場人物たちのお洒落も楽しめるし。


そして、またある時は健さん主演の「三代目山口組」。

ほんと、私の趣味は支離滅裂(笑)。



で、思ったのが、どキツイ戦争映画。

たとえば、「Deer hunter」は何度観ても素晴らしい作品だと思うけれど、あの手の作品をいつも観ていちゃいけない。特に女性は。そんなことを思った。

戦争で精神がおかしくなって、生と死をロシアン・ルーレットで賭けるような、あんな狂った映画を見続けちゃいけないんだって。



というのもこないだ観た戦争映画「パピヨン」。
かなり昔の、若かりし日のスティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンが主演なのだけれど。

一言でいえば、戦争で負けて囚人扱いになった兵士たちがとある国で強制労働させられる話なんだけれど。一度入ると、その中で、厳しい労働環境のもと命を落とすか、死ぬまで労働させられるか、の過酷な監獄の話。


途中、何度も脱走を試みる主人公たち。
中には罰としてギロチンにかけられる囚人もいたり。


物語は素晴らしいのだけど、途中、正視できないような思わず目をそむけてしまうようなシーンもあって。



こういう作品は、暗記するほど繰り返しみちゃいけない。


特におなごは、もっとハッピーでしあわせになる作品を観ないといけない。



そう思って、イソイソと「クリクリのいた夏」に変えたのでした(笑)。

もしチャンスあったら一度、この映画観てみて。




心の底からハッピーな気持ちになれる、とても心あたたまる作品なので。