最近では、夜あっという間に眠くなってしまって、朝までグッスリ。
(夢は相変わらず、ちょこちょこ見るのだけれど…)。
明け方、目が覚めたから起きちゃおうかな、と思うのだけど、身体が泥人形のように重く、まだまだ眠り足りないので、もう一度、眠る。

朝ごはんを美味しく食べても、一瞬、「まだ眠いかも」と思う。できるなら、このまま床に寝そべりたい。


疲れているのかな?
先週の、気の張った一週間が終わったら、なんだか気が抜けてしまったんだよね(うんうん)。


閑話休題



さて、相変わらずお家では映画を観ているのです。
どれも、古い作品ばかりだけれど…。最近は偶然と「夫婦もの」「夫婦の絆を描いた作品」が多いかなぁ…(いつも手持ちのビデオから、内容は良くわからないまま、適当に気になったものを観ているので、結果論なんだけれど、笑)


一時、小説が大ヒットした「白い犬とワルツを」。
想像を超えるほど胸にジワジワと染み込む作品でした。夫婦の絆、家族との絆を優しい目線で描いていて、物語の鍵となる「白い犬」の名演技も良かったなぁ…。猫の演技もすごいけれど、(猫の名演技と言えば、「ヘンリエッタに降る星」、これもおススメ作品ですヨン)犬の演技もすごいのだ。




物語は、60年近く寄り添ってきた仲良しの老夫婦。たくさんの子ども&孫に恵まれて、これからも仲睦まじく生きて行こうと思っていた矢先に、奥さんに旅立たれてしまう老人・サム。
と、ある日、突然、主人公サムのもとに一匹の白い犬が現れる。だけど、この白い犬、不思議なことに、最初はサム以外の家族には目に写らない存在で…。だから娘や息子はサムがボケてしまった、と勘違いするのだけれど。
ことあるごとに、彼に寄り添い、いつもいろんなピンチを支えてくれる白い犬。実はこの犬は、亡くなった奥さんが旦那さんを心配して動物の形を借りて今生に戻ってきた「化身」だったのだけれど。


最後、この年老いた主人公が天に召される時、孫に語る言葉。
「木と同じように自分も老いる。新しい芽を残しそして老木はなくなってもその木はずっと生き続けている」というメッセージ。



生きて死ぬこと。


例え、彼の肉体は滅んでも、その思い、彼の伝えたかった言葉は、ずっと、その子ども、孫を通じて、生き続けるのだ、と。


あかん、また涙腺が緩んできたわ。




ちなみに、この作品で、若かりし頃の主人公サムが奥さんに、湖のほとりでプロポーズした時の回想シーンにも泣けてきます。






人として生まれた以上、やはり人は愛をつないでいく役目があるのですよね。
(こほん)