今、この目に見える世界に生きていて、たとえ果たせない思いがあったとしても、次に続くであろう来世で叶えばいいか…、なんて、まるで修行僧のような(笑)気の遠くなりそうなことを考えた昨日のこと。もちろん、希望や目標に向かって精一杯、ベストは尽くす。だけど、物事は決して、自分の思うようにいかないのが常であって…。そう覚悟した方が生き易いし、人生ってそもそも、うまくいかないもんですよ、とあらかじめ腹をくくっておけば、起きる様々な事象にも、必要以上にひどく落ち込んだり、嘆き悲しむことはないと思う。




かつて、母が、病を発症してから、冗談のような短期間のうちにあの世に旅立ってしまった経験から、ますます、この今、目に見える世界は「夢」のような一瞬の幻の世界だと思うようになった。目に見えるもの、形あるものだけを信じるってことは、ある意味もろくもある。だって、実は見えないこと、形はないけれども本質なこと、真理であることってたくさんあるもの(星の王子様みたいな展開になっちゃった…)






今世を生きる上での大事なことは、ただただ、「浮世は夢よ、ただ狂へ!」じゃないかな。映画監督の鈴木清順も確かそんなことを言っていたように思う。






この言葉、もともとは世捨て人によって編纂された「閑吟集」に収められている。




このはかない、幻のような世の中、まじめくさった顔をして何になる?この世は夢のようなもの。だったら、思い切り狂って狂って、狂いまくれ!そんなニュアンスかな。






そうそう、我がスティーブ・ジョブズ氏も言っているように


Stay foolish!!バカになって楽しめた人が勝ちなのよ。この人生は。






あともう一つ、「浮世のうちが花なのよ」もいい言葉だなぁ。これは、奄美の島唄の朝崎郁恵さんの歌の中にも出てきたかな。




http://youtu.be/UI6dtH2pXMM








今宵もラブ&ピース!!!