この地球に生まれてきたことの理由は、それぞれが与えられた使命のもとに、自身の生命エネルギーを燃焼させることじゃないかなぁと思う。去年、会社を辞めてから4か月ほどモラトリアム(?)な日々を過ごしたけれど、やっぱり、どんな形であれ人は労働して、働いて、汗流してこそ、命が輝くんじゃないかと。人は日々、社会とつながって、バイトであれ派遣であれ、どんな雇用形態であれ働くことで次なるエネルギーを生み、自分にとっての「徳」を積んでいるんじゃないかな。ちまたでは相変わらず「楽して億万長者になる方法」なんて本が売れているけれど。


一時、自分の使命、天命が知りたくて、無理に自分を奮い立たせていた時もあった。だから仕事でも、休日関係なく、がむしゃらに働いた。でもそれは決して無理をしているわけではなく、自分が知りたいもの、求めているものを手に入れるために必要なアクションだったのだと思っている(未だにその使命とやらは分からないのだけれど…)もしかしたら、一生、答えの出ない問いなのかもしれないな。でも、それならそれでいいやとも思う。


何か一つアクションを起こせば、必ず次の扉が開く。


当たり前のようなことだけれど、これが宇宙の真理で、宇宙の法則じゃないかとも思う。蒸気機関車に常に石炭をくべるように、生きている人間は、多かれ少なかれ、自分の生命というエネルギーを動かし、燃やし、燃焼させることで日々、輝けるような気がする。

この地球上に生きる人、みんなが一人一人、自分の役割でこの地球をささやかに照らし、支えている。ふと、天台宗を開いた最澄さんの言葉「一隅を照らす」を思い出した。一人ひとりが自分の置かれた持ち場で精一杯努力し、全力を尽くすことによって社会全体が明るくなる、というニュアンスの言葉だ。


何はともあれラブ&ピース!!