日ごろはテンションが低めだと自覚している私だが、いつも自分の心に火をつけてくれる人、言葉、出来事…などを求めてやまない。自分を発狂させてくれるものに飢えているから、そうしたものを求めるのかもしれない。そして、いつもスタンバイOKで、私の心は発狂できる瞬間をいつも待っている(なんのこっちゃ?やれやれだよね)。


こないだ、母の月命日の後に行ったレストラン。「カシーナ・カナミッラ」。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13020531/

何気なく姉に連れていかれたので、シックなリストランテだとは思わず、かなりカジュアルな格好で訪れてしまった。しかも後で知ったのだけど、異常に食べログのポイント高し。何を食べても、比較的はずれのない世界の味が楽しめる東京で、久々にハートをわしづかみにされたお店だった。


オーナーの女性の、イタリアの食への思い、シェフやお店への情熱が丁寧な会話から伝わってきた。さらに、サーブしてくださるイタリアンマフィアのような(笑)ダンディなヒゲマネージャー(辻さんといいます)の会話のセンスも素晴らしくて、言葉を交わすうちに、どんどんテンションが上がっていくのを感じた。

もちろん、お料理も語るに及ばずすこぶるファンタスティック!!写真などは撮っていないので、訪れたときのお楽しみ、ってことで。ぜひ興味を持たれた方はランチにでも訪れてみてくださいね。



きっと、お店が発信している周波数と、自分がほしい周波数が限りなくマッチしたのかな、と思う。ラジオをチューニングするみたいに、つまみをクルクルと回していったら、ちょうど自分の電波とぴったりあうヘルツを見つけた、みたいな…(いつの時代じゃ、何じゃその比喩は!?)


このお店に月1度訪れることを目的にしたら、それを目標に毎日頑張れるかも。そんなことを思わせてくれるお店でした。

食後酒のグラッパも美味しくて3杯も平らげた。特にコーヒーグラッパの美味しさに感動!!


帰り際、いい感じに酔っ払いの私は、素敵なオーラを漂わせるダンディ辻さんに、どうしてもツッコミを入れたくなった。

なので、くださった手書きのメッセージカードをシゲシゲと眺めつつ、「あれ?携帯のメアドが書いてありませんけど…」などど、冗談とも本気ともとれる突っ込みを入れる。そしたら慌てて書いてくれるふりをしたので、そんな機転のきいた「返し」に感謝しつつ、「冗談ですよ~」と笑って返す。

(すいません~、こんな素敵なお店でナンパなんて!でも、大満足)


レストランで興奮したのって、何年ぶりだろう。
どうかこのお店が長く続きますように。

そんなことを思いながら、静かに雨が降る夜の中目黒を後にしたのでした。



VIVA、「カシーナ・カナミッラ」!
ブラボー「カシーナ・カナミッラ」!
ハラショー「カシーナ・カナミッラ」



少々、しつこいですかね…。