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経典『本物の信仰とは何か』に学ぶ その9
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仏教教団は、本来、分裂してはいけなかった
間違ってはならないのが、
仏教教団は、本来の仏陀の教えからすれば、
分裂してはいけないことになっているということです。
それは「和合僧破戒の罪」になるからです。
しかし、実際上は、人間の性があるので、
それは無理なのです。
仏陀は、考えが違う人であっても、
大勢、寛容に引き取っていたこともあり、
仏陀亡きあとには、
やはり、喧嘩が起き、
それぞれのところに散って
伝道するようなかたちになったのも事実です。
と書いてあります。なんだか切ないですね💦
和合僧破壊の罪といえば
阿鼻叫喚、堕地獄への道避けがたし。
とあります。
インド時代に仏陀教団を割った仏弟子も
阿鼻叫喚地獄に堕ちたのでしょうか・・・
これも、ひとごとではなくて、
大なり小なり、
過去世で、私たち自身がやらかしたことでもありましょう💦
仏陀がおられればこそ、
たとえ、過去世で斬り合いをしていた同士であっても、
僧団の仲間となって協力して活動することができています。
今世では
新選組と明治維新の志士が机をならべているのは
ご存じだと思います。
これは、調和を学び、お互いのことを知る貴重な機会でもあり
カルマ解消のチャンスでもあるでしょうね。
しかし、仏陀がおられないとまとまらない。。。
仏陀が御帰天され、地上にお姿がなくなるととたんに喧嘩が起きる。
これは今後も、私たちは
毎回の転生で乗り越えていかねばならない課題でしょうね。
わたしたちは
もともと、違う宇宙から来た異星人同士ではあります。
しかし、同時に、
主に創っていただいた魂の兄弟でもあります。
宇宙的大調和をどのように実現するか、これは大きなテーマでしょうね♪
つづく