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🌷新刊経典🌷
『成功をつかむ発想法』に学ぶ
ー正しい発展・繁栄を求めてー
その4
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27ページ
2「生まれつきのもの」で全部は決まらない
「ある時点での結果」を見て自分にレッテルを貼るのはやめたほうがいい
ここから「成功をつかむための2つめの論点」に入られています。
さて、1つめはなんでしたでしょうか?
「人に好かれること」でしたね。
プチ復習でした(*'ω'*)ウフフ
さて2つめで、主がおっしゃっていることは
努力論です。
努力して自分の弱点を減らし、
強みをのばしていくということに
かけていけば、
人生、
成功することは
多いのだということです。
32ページ
これは、ずーっと、
一貫して主がおっしゃっていることです。
たんたんと、着々と努力を積み重ねる。
この努力に幸福を感じる。
私、この考え方を知った時
衝撃をおぼえたことを今も覚えております。
「私には無理」
「私にはできない」
こうした言葉を使うと
法友から、
しっかりと、
がっつりと
怒られました(笑)
いまから考えると、
ありがたいことだと思います。
しかし、最近、とくに
長年、法を学んでこられたはずの
ベテランの信者の方から
この「無理~」という言葉を聞くことがあって
「え?」と耳を疑うことも多くなってきました。
自己限定の感じが
広がっている感じがするのです。。。
とても、
とても、とても、とても、
残念なことだなぁと思います。
もともと、
とうてい「すぐ」には
届きそうにはないけれども
一生をかけても、
結局たどり着けないかもしれないけれども
限りなく大きな理想に向かって、
決してあきらめることなく、
たんたんと努力精進を続ける。
これが仏教の基本姿勢ですよね♪
その姿勢が、
✨「美しさ」や
✨「潔さ」
を培うのだと思います。
さて、この箇所で「面白いなぁ~」と思いますのは
33ページのあたりです。
「特に東北の人は」とあって、
現状にあまり縛られて、「考え方」を固定しないで、
もう一歩、もう一歩、大きく考えてほしい。
おそらく、みなさまがたを大きくしないために
「小さい考え方」を一生懸命、
押しつけてくる方が周りにいっぱいいると思うのです。
小さな考え方で、
みなさまがたを押さえつけてくる人がいるのです。
まあ、必ずしも悪意ではないこともあるのですけれども、
その人にとっての世間常識から見て、
「無理を言っている」とか
「無茶なことをするなあ」とか、
いろいろ抑えてくることはあると思うのです。
ここは、たいへん興味深く面白い箇所である
と同時に、大切な箇所かと思います。
東北人ではなくても、
日本人全体に広がっている「ムラ社会」的な考え方とか
異質で、とびぬけて、変わったことを考える人
大きなことを考え、行動しようとする人を
押さえつけようとする空気とか
「ほどほどに。」「できる範囲で。」ばかりが横行して
現状維持から抜け出せない感じ。とか。
まさに日本の社会のよどみ、限界、
小さくまとまってしまうことの
原因になっている精神構造が
ここにあると思います。
🌟常に大いなる理想を描くこと。
これはヘルメス神でもそうであられますね。
ヘルメス神は大きく考えることを好まれました。
永遠の理想こそ、
ヘルメス神の世界に燦然と輝く光です。
仏陀もそうです。
仏陀が説かれる教えは
「悟り」という大いなる理想に向かっての教え。
あるいは「仏国土」という
大いなる理想に向かっての教えでした。
「発願なくして修行なし。悟りなし。」ですね。
そして、私たちの前には
「一切衆生救済」「全人類幸福化」という
これ以上、大きなものはない、
主の理想、目標が掲げられています。
それを素直に受け入れ、
自分の理想、目標として
コツコツと努力を重ねていくこと。
「道なお遠く」に耐え
「底なし釣瓶に水をくむ」ことに耐えながらも、
羼提波羅蜜多(耐え忍びの完成)を目指すこと。
これこそが私たちの道であるのだと
ここを拝読して改めて思う次第です。
永遠の理想を
自分の理想として
掲げることから
本当の精進が始まる。
永遠の理想があるからこそ
永遠の謙虚さも
また失わずに把持することができる。
私はそう信じています。
日々の歩みは拙く
まるでエベレスト山に向かって
五体投地しながら進んでいるかのごときですが、
それでもあきらめないで、
努力を重ねたいと思います。
つづく
