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第12回『小説「揺らぎ」について』に学ぶ
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これを出してみて、幸福の科学的に適用するかどうか、みんながウェルカムで来るか、それとも「もう結構。こういうものは、この一冊で勘弁ください」というふうに来るか。いちおう様子をみるための実験小説として出させていただきましたので、これを読んで「おっ、面白いな。もっともっと、こんなのを書いてくれないか」というなら、もうちょっと奥までお見せしましょうか。というところです。(本文より)
少し戻るかもしれませんが、87ページの
特に、集団で
みんなが真剣に祈った場合は、
届くことがある。
このお言葉について、
参照されるとよいと思いますのは
経典『青銅の法』の158ページです。
ここに
「神への通信手段である特殊空間」を修行によって磨き上げる
とおっしゃっている箇所がございます。すこし抜粋してみます。
「日々、修行者たちがそこで修行をし、教学をし、宗教のための仕事を続けている」ということは、「その空間が天上界の高いところまで届いていくように、日々、空間を磨き上げている」ということなのです。
「空間を磨く」とは変な言葉かもしれませんが、それは、まさしく、空間の中で、その空間を磨きつつ、天上界の中心部へ向けて「信仰の塔」を建てているようなものだと考えてよいと思います。そこは特殊空間です。《中略》
しかるべき信仰空間のなかで、信仰者たちがお祈りや祈願などのお勤めをしているときには、当然ながら、そうした信仰空間には、まさに電流が流れるように、雲の上から雷が避雷針に落ちるように、天上界の霊流がストーンと降りてくるものです。
そういう意味で、「信仰空間を護り、磨き抜く」ということは、とてもとても大事なことであると思います。
私たちが
支部の礼拝室に集い
日々、祈り、
日々、学び
日々、主への信仰を捧げる
これを継続することによって、
実は
信仰空間をつくり、磨き、護っているわけです。
よく、行事の修了後には磁場が高まっていて
それを感じ取られている方も多いと思いますが、
この磁場を、大勢の心の力を集めて
日々つくり、高め、磨き上げていくことが
大切かと思いますし、
その営みに参加される方を一人でも多くしていくことによって
より祈りが天上界まで通りやすい信仰空間ができあがってまいります。
その磨き上げられた信仰空間こそが
そこに集う信者にとっての
最高の宝物、財産となるわけです。
また、最新の「復活の祈り」でも拝聴している
御法話『宇宙人のリーダー学を学ぶ』には、
こういう風にございます。
本当は、その「自由の境地」(霊的な魂の自由)入ってしまうと、現実には、奇跡というものを通り越していくところまで、行くことは行くのですが、これに対しては、やはり、それだけの磁場が、どうしても必要になるので、「そうした磁場をつくるのが信仰団体の一種の義務なのではないか」と思っています。
多くの人たちが信じる、そういう磁場が出来上がると、そこに一つの新しい時空間が存在し、そのなかで、ほかの時空間では不可能なことが可能になってきます。そのようなことが現実には起きてくるのです。リーダーになるために、まずは認識が必要なので、「時間学」「空間学」の観点からも少し話をしました。
経典『宇宙人のリーダー学を学ぶ』81~82ページ
このように、冒頭のお言葉
特に、集団で、みんなが真剣に祈った場合は、届くことがある。というのは、
今の私たちにとって、とても重要なお言葉であるかと思います。
この信仰空間をどれだけ磨き上げられるかについては
正直に申し上げれば、支部によって格段の差が生じています。
差が生じる理由としては、
まずは導師を務める方がそれを意識しているか。が、とても大きなファクターになるはずです。
それに加えて、同じような気持ちで大勢の信者の方々が、その目的で集って祈っているかどうか
が次の要素となります。
その目的で。というのは信仰空間を磨き、磁場をつくるために、真剣な祈りが必要である。と自覚して、それを目的にしている。
という意味です。
そういう方が多ければ多いほど支部の磁場は違ってくるはずです。
御法話『悟りの極致とは何か』で
一足す一は二にならない
二足す二は四にならない
心の世界においては
人と人の結びつきは、
すべて掛け算となっていく
大きなものとなっていく
経典『情熱からの出発』68ページ
と、このようにおっしゃった
その力学は
まさに「祈り」においてこそ
あてはまっていくのだと思います。
一人よりも10人
十人よりも百人
百人よりも千人。
もっともっと多くの方々と
心を一つに祈ることを
夢見てまいりたいと思います。
それは
いままで私たちが歩んだことのない
未踏の奇跡に到る道です。
主は、すでにその道を指し示されていると思います。
つづく
