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鏡川竜二シリーズ④
小説『内面への道』に学ぶ~第20章
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いよいよ最終章の20章です
1,羽根木公園~松原
2,美佐とカフェにて
3,信州へのキャンプ
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1,羽根木公園~松原
・羽根木公園は、竜二の下宿近くにある公園です。一周すると630メートルのランニングコースがあって、その周辺、トラックの内部は緑豊かで、特に梅林があることで有名です。羽根木公園を挟んで北側に東松原駅、南側に梅が丘駅があります。
6キロ歩いたと書いてありますので、公園だけではなく、公園からでて、梅が丘までたっぷりまわってきたのでしょう。しかもサンダル履き(笑)けっこう疲れると思います。
・羽根木公園の梅については、格はいく集②『一念三千書を超える』の
✨102番目の句に「羽根木公園の梅の道 八重寒紅をみつけたり」と歌われています。解説の文もありますから、ぜひ読み返してみてください♪ほかにも、俳句や、小説などに梅や、梅の精、羽根木公園は多数触れられていますね♪
・そして下宿にいったん戻って銭湯へ。使っているタオルは、朝日新聞に投書してもらったタオルというのが面白いですね。
・この銭湯や、食堂がどこにあるのかはわかりません。。。東松原なのでしょう。。。
・食堂のテレビで池田大作の裁判のニュースをみたら、竜二のお尻が椅子から10センチ、ポンと跳ねた。とかいてあります。不思議な現象ですね。この現象の意味についてはかいてありません。
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2,美佐とカフェにて
・食事が終わって下宿に戻ると、宇高さんからの電話があったとメモがあります。電話をして、東松原駅横の✨レンガ造りのカフェで落ち合うことに。(*'ω'*)デートですねぇ♪
・このカフェは、一応残っています。私も東松原に住んでいたころに入ったことがあります。(*'ω'*)でも経営者は当時とは変わったみたいです。格俳句集②『一念三千書を超える』の✨103番目の句に「東松原のカフェ 昔のままなるに 会社は同じからず」というふうに掲載してあります。
・美佐との会話は軽妙でしかも知的。面白いですよね~(*'ω'*)
・そして美佐の要件は何だったかというと、なんと「東大生と行く、二泊三日の信州キャンプ」の案内書を竜二に見せて、これに行けという話でした。でもなぜか美佐さんはいかないと。竜二は「それって屈折した愛情表現」といいますね(笑)
・美佐さん曰く「これから数年、あなたは✨嵐の中を航海するから、少しだけ教養学部時代にモテた思い出を持っててほしいのよ。」と。田代優子さんという竜二があこがれている人とは✨うまくいかないことを見通しているようなことも書いてあります。
(*'ω'*)✨謎めいた言葉ですが、実は✨未来から来ていることが後でわかると納得の言葉。大悟に向けて嵐の中を進むことを予見されているのだとわかります。深い味わいがあります。
・さらに美佐さんの言葉✨
「鏡川竜二が私の前に跪くのは、もっと先のことよ。プロポーズする時は、バラの香りの中でお願いね。」これは!(*'ω'*)素敵なセリフですね~♪
このシリーズの五番目の『遥かなる異邦人』や、『とっちめてやらなくちゃ』まで読むと、ここのところの味わいはさらに深くなります。まさに二回三回と読み返した人だけが味わえる感覚ですね~♪
・さらに話題は助教授陣の話へ。
竜二が授業に参加するので、助教授たちは、予習が大変になって自分の研究が遅れているという話があります。
御法話で話されたエピソードの「教養をつける一番の道は読書することだ」と教授がいうので竜二は思わず大笑いしてしまった。という話もでています。(*'ω'*)たしか御法話「なお、一歩を進める」の中でだったでしたかね・・・
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3,信州へのキャンプ
・そして竜二はキャンプに行きます。
(*'ω'*)お~いくんだな~~と思いましたね(笑)
・参加者は、
①お茶の水大学の三年生の梅岸マミさん、
②実践女子大学の二年生の山岡めいさん、
③共立女子大学の山下映見さん、で、
男性は✨東大の理1から2名。
そして竜二です。6名ですね。
・✨山下映見さんは、竜二が東京に入学式のために乗った新幹線で一緒になった女性ですね。(*'ω'*)ナイスボディ!でも竜二は無視(笑)
山下映見さんと宇高美佐さんが同じマンションに住んでいることもここで明らかになっています。だからいろいろと竜二のことを知っていたのですかね・・・
・このキャンプ自体は、水道水が少なく(水の出が悪いということでしょうか)、トイレが汚い。ということでイマイチだった感じです。
✨「それにしても美佐は何を考えているのやら、一度とっちめてやらなくちゃ」と竜二は思いながらバスに揺られて帰ります。(*'ω'*)キター
気が付けば下宿で寝ている竜二。
(*'ω'*)ん?んんんん????
以上、まだまだ続いていく余韻をのこして、この巻は終了です!次は第5作目の『遥かなる異邦人』へ・・・


