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鏡川竜二シリーズ④

小説『内面への道』に学ぶ~第18章

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第18章は剣道の章です。

1,柳川八段

2、八段との試合

3,試合後の柳川八段の言葉

4,関東大会

 

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1,柳川八段

 

・まずはこの八段という段位がどのくらいスゴイか、お伝えしたいと思います(*’ω’*)←実は剣道経験者なので伝えたくてしょうがないんです(笑)

 

以下は、とあるサイトからの引用です

 

 

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剣道八段の試合はスピード感が違う

 

剣道八段同士の試合は、一瞬の油断も許されません。試合開始と同時に緊張感の連続です。どちらが先に仕掛けるかの間合いの取り方にしても、お互いが牽制しあって様子を伺いながら、一瞬の隙を見つけるのがさすが剣道八段という腕前です。

 

 

剣道八段になる為には

 

剣道八段になる前には、順序を追って先に七段に合格しておく必要があります。また七段の期間も定められています。その期間は、7段を合格してから10年が必要となっています。初段から実に31年以上にならないと8段資格を所有する位置に立てないという非常に難しい状況となっています。

 

 

剣道八段審査は、超難関!

 

剣道八段の審査は、例年合格率が1%程度の超難関です。八段にチャレンジ出来るのは、七段所有者の中でも10年を経過しているいわばベテランばかりです。そんな上級者であっても、八段に合格することが難しくなっています。毎年合格する確率が低いというのが、こういった年月を見ても気づきますね。

 

 

剣道八段の最年少記録とは

 

八段審査の難関を最年少で合格した方の年齢は、46歳です。初段から30年以上が必要になってくるために、この年令でも最年少になるのです。ですから、この記録を目標にするのであれば、小学生では既に段を持っていないと、この記録に追いつくことも厳しくなってきます。昇段試験などは、どんどんチャレンジしていきましょう。

 

 

八段審査の気になる内容とは

 

八段審査だけに限らず、段の審査になっているのは、竹刀の振るい方や立ち方など、剣道の強さというよりは、剣道のきちんとした形がどれだけ綺麗に、美しく見せることが出来るかというような審査となっています。空手などにもあるように、しっかりと形が出来ないと昇段試験には合格出来ないのです。

 

 

最高段位となっている八段

 

もともと、剣道には九段、十段が存在していました。しかし、両方とも2000年の審査会にて廃止となっています。その為、八段が現在剣道では最高段位となっています。

 

 

想像以上に険しい審査基準

 

剣道昇段時の審査基準は厳しくなっています。一つ段を昇格しても、次の段に上がる為には、更に数年感その段位の状態で修行を積まなければなりません。すぐに次の段位を受けることが出来ないというのが険しい道のりであると言えます。

 

 

 

 

 

 

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2,八段との試合

 

・この最高段位を持つ柳川八段が竜二を練習相手に指名します。これは緊張感がただよいますね~。

 

 

・竜二の剣のスタイルは「攻撃剣」です。これは高校時代から変わりません。『若竹の時代』の第13章をお読みください。攻撃は最大の防御也。という言葉どおりですね、。

 

 

・普通は、八段ともなると、無駄な打ち込みはせず、一瞬のスキで打ち込み勝負をつけるのが普通です。好対照ですね。

 

 

 

・以下は試合運びの実況になります。(*'ω'*)私、実際に木刀を持って、一人で再現してみたのですが(笑)いや、なかなかに凄い試合内容だと思います。

 

 

竜二は、青眼の構え。つまり真っすぐ中央に構えます。そして!!!!柳川八段は右上段!!!!。これは何を意味しているかというと、かなりイレギュラーな構えです。普通は左上段なので左右が逆の構えということです。普通、八段の人にこういう構えをとられると、とまどって、何もできなくなる。はずです(笑)

 

 

 

竜二は、心を読もうとして面ガネの間から相手の眼をみます。面ガネというのは、面の顔の部分を覆っている金属の部分ですね。アミのようになっています。そこからお互いの視線や、呼吸を読みあうのが高段者同士の試合の重要な駆け引きです。(*'ω'*)私も、相手が息を吸い始めようとするときは、体の動きが止まりやすくなるから、息を吐ききったとき、そこを狙えと教えられました。。。

 

 

 

八段が一歩前に進みます。竜二は一歩さがる。攻撃剣の竜二が下がるというのは珍しいので皆が驚きます。

 

 

 

竜二は時計回りに足をさばき、左側に移動します。相手が竜二の右面を狙っていると読んで、間合いを遠目にとる方向に動いているわけです。同時にこちらからは右小手を射程に入れやすくなります。

 

 

 

竜二が右小手を狙います。前下に出ている右手を狙うわけですが、それを八双の構え、つまり剣を立てた構えにして外します。

 

さらに竜二が右に飛んで飛び込み面。つまり相手の左面を狙います。これを受け流す八段。切り返しの稽古のような形になっています。これで当初の右上段という構えは崩されて、青眼の構えになります。青眼同士ですね。

 

 

 

・さらに竜二がコテとメンとドウを3連続で撃ち、すぐに引きながらドウ。まあ、ここは手数が多い攻撃剣としてはオーソドックスかもしれません。

 

 

 

・さらに八段が剣をからめてきます。高段者がよくやる技です。これは達人にやられると剣を落とす場合もあります。落とさなくてもスキができるので、打ち込まれやすくなります。

 

 

 

竜二が左に飛んで左手一本で面うち。片手上段からメンを撃つということは、おそらく竹刀をやや振り回し気味に斜めに打つ感じですね。こういう打ち方は下手すると反則の横メンになりやすいので、八段相手だと、ちょっとやらないかもしれません(笑)

 

 

 

・さらに次の瞬間、意表をついて、なんと左と右の胴を連続うちします。これはやっているのは見たことない打ち方ですね~(笑)ふつうはまず、逆の胴(つまり右胴)自体、あんまり打つことは少ないかと思います。逆胴って、よほど心・技・体が決まってないと審判は一本とってくれないんです(笑)

 

(*'ω'*)八段が左右逆の右上段をやった後なので逆胴ねらったのかもしれませんね。この動き、やってみるとわかりますが、左胴から右胴へという動きも、大立ち回りなので、よほど剣さばきが素早くないと逆襲されます。

 

 

 

このあと突き、そしてメンを二回。で八段が後退、さらにコテメンドウ。って、これすごいな(笑)

 

どのくらいの間合いとスピードで打ったのか実際に観てみたいです♪これは太刀筋がメチャ速いと思います。普通は連続でやっている間に体さばきでいなされて、スキができ、逆襲されます(笑)

 

 

 

・キャプテンがたまらず「待った」で「君の剣は洗練されてないので先輩に失礼だ」と注意します(笑)(*’ω’*)確かにこれは怒られてもしょうがないかも(笑)横メン逆胴とか私もよく怒られましたから(笑)

 

 

 

 

 

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3,試合後の柳川八段の言葉

 

 

・八段は試合後に、剣先が10センチぐらい伸びてくる感じが宮本武蔵のようだ。と言いますね。(*’ω’*)この剣先が伸びる感じは、気迫もありますが、やはりスピード、足腰の強さでもあると思います。

 

 

・そして八段が関東大会個人戦に推薦しますね。さらに霊眼が、非凡なもので、八段の私の心を読んでいる。と言います。塚原卜伝のような「神剣」で、霊的な電流が流れている。と。(*’ω’*)おお~塚原卜伝は、生まれ変わってイチロー選手になってますよね~。雷が宿る神剣を使った剣聖です。

 

 

 

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4,関東大会

 

・関東大会で、竜二はなんと明治大、中央大の選手を倒し、強敵の日体大を倒します。すごいです。日体大って、日本体育大学のことですよ。体育の専門家たちですからね~

 

・そして、なんと国士館の副将を破ります。すごいわ。やはり。国士舘って大学も剣道めっちゃ強いですから。ていうかめっちゃ怖いイメージが国士舘にはあります。まあ、防衛大もなんですが。。。

 

・防衛大の選手と引き分けたので、あとは総当たりのリーグ戦になった。とあります。つまり、ベスト8の8人の選手が、自分以外の7人と戦って、勝ち星で準優勝を決めたということだと思います。

 

 

・結果として、竜二に試合で負けた、国士館大の武藤四段がなぜか準優勝となります。(*’ω’*)あ~なんかずるい(笑)

 

 

 

竜二は、敢闘賞という特別賞を取ります。倒れても倒れても立ち向かっていく姿が多くの人々の心に勇気を与えた。とありますね。うーん。これは、試合中に倒されたのだろうか?・・・相手は体育会系でしょうから背も高かったのかもしれませんね。

 

 

 

・竜二は「精神力」「心の力」について、さらに、思いを深めていった。と、この章は締めくくられています。天御祖神様の波動を感じる章でしたね~♪

 

 

 

次の19章、いよいよ登場!宇高美佐さんです~!!!