アラサー粉雪幻想 | ありがたい日々

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今日もツイてる!

昨日、中目黒のビュッフェに一緒に行った、一つ年下の女友達が、



「彼氏ほしいけど出会いがないんだよね。これから先、出会いなんてあるのかなしょぼん


というので、

「じゃあ婚活パーテーとか合コン行く?ついてくよドキドキ


と言ったら、



「いやー、そういう場の出会いって、出会いたい出会いたいってみんなガツガツしてるでしょ?ただ出会えばいいってもんじゃないよ。彼女がいないからとりあえず彼女が欲しいっていう人とは出会いたくないし、付き合いたくないよ。いつか運命の人がわたしのことを、「見つけたよパー」って言ってきてくれるのを待っているんだよね」


って仰る。

ウケ狙いで言ったのかなー?と思ったが、案外真顔でいるから、

え、ええ?


と躊躇したが、こらえきれず、
爆笑させてもらった。
爆笑後もなお、友達は真顔だった。


ロロロ、ロマンチストドキドキ

私が戦慄を覚えるパターンの女子じゃないかアンタ!!前からそうだったっけ?

28歳でこの夢見がちたるやぁ、恐れ入り屋の鬼子母神あせる


出会いがないからこの先不安といいながら、とびきりの奇跡の出会いを願って、現実には出会うための努力は何もせず、歳は食ってくのに、自己評価ばかり年々高くなっていく。


現実を見よう。自分への正しい査定をほどこそう。と喚起したい。




ふと、レミオロメンの「粉雪」を思い出した。





音譜それでも、一億人から君を見つけたよ音譜






ウソでしょ。


この場合の、「一億人」は、日本の総人口の概数であるとして、

女性の人口はその半分として、

さらに日本の全女性のうち、結婚に適した年齢の者のみに絞るとしても、


かなりの人口である。


見つけるのお疲れ様でした。


わたしの女友達も、自分を見つけさせる気でいるたぁ知らなかった。。


つーかどんだけお相手様にご苦労とご負担をおかけする気だよ、オイ!!



運命の人は、もしかして多大なご負担とご苦労を経た末に、このドSの女友達を発見され、
その後すみやかに彼女の尻に敷かれる寸法になっているんだ。




僕は死にに行くために走る、じゃないけど、

敷かれるために見つけるんだなぁ。


そもそも見つけることの、費用対効果はどうなんだ?



まあ、この友達に限らず、

みんな自分が一番かわいいし特別なんだ。


もちろん自己肯定感は大切。

自分に対して尊厳も持っていたい。もちろん私もそうでありたい!



でも、しかし、結婚ってさ、、

たぶん、この人とじゃなきゃゼッタイできない、とか、この人以外とは合わないとか、そういうことは、絶対ない。


あの人を幸せにできるのは私しかいない、ということも絶対ない。


って思うんだけど。


だから、結婚相手って、


とりあえずコイツとなら、一緒にいて居心地わるくないし、まあ、生活回していけそうだなーってくらいの人でイイんじゃないのかなー?



わたしのことを強烈に愛してくれる人、じゃなくて、イイんじゃないかなー。


ってか、わたしは、男の人にそんなに愛情もてない。だから、わたしも相手には、まあそんなに頑張らず、オンリーワンだのよ愛してるだの言わなくていいよ、思わなくていいよ、って言いたい。




価値観は人それぞれで、いろいろな考えがある。


わたしは、まず、今は独身時代にやっとけることをやっとくべきだと思っている。


独身時代にやるべきこと、それは、
自分自身に対する自信を見出すということだと思う。


自分の信念を確立してゆくこと、というか。



相手探しの前にそこだ。



仏教でいう「自燈明」「法燈明」につながるんだけど。


つまり、自分を拠り所とし、仏法を拠り所として生きてゆくこと。


拠り所になり得る自分だと、一緒に生きていく相手が見つかったときにラク。な気がする。



自分に本当の自信が出てくると、自分がゆるぎなくなってくる。


動じなくなり、人を優しく受け入れ、許せるようになってくる。

恋愛しても、相手にはあまり幻想を持ったり期待したりしない。

自分を持っている人は、相手に寄りかからなくても大丈夫だ。


相手を幻想がかって見たり、何かを期待し始めると、
結局自分が相手に振り回される。

自分の心が相手に囚われてしまう。


それは恋愛に限らずだけど。



それなら、自分自身の信念をゆるぎなくしていく方が、相手の出方に左右されずに歩んでいける気がしている。



わたしは前彼とのご縁を通して、こういう考えにおさまってった。



自信を持つには、自分の「持ち前」と人との「つながり」、それに対する感謝に気づいていくところから始まると思う。



明日は4時起きだから、寝る。




今度、相模湖の白鳥ボートに乗ってみたい。