結果としては、胆管も膵管も綺麗で通過障害もなく、血液検査も問題なし。
総ビリルビンも今回は正常範囲で、肝胆道系酵素も異常なしでした。
画像も見せてもらいましたが、最初に胆管炎を起こした時とはかなり違っていました。
当時は炎症部分から先の胆管の走行が完全に途絶していて、まるで“生き別れ状態”みたいな画像だったんですね。
しかも末梢胆管も拡張していて、将に「教科書的な所見」だったそうです。
今回はその所見は消えていました。
ただ、胆管の1部にモヤモヤした部分が残っていて、そこが強い炎症を起こした場所との事。
炎症後の胆管壁が肥厚し、表面も少しガタガタになっている状態らしく、素人の私が見ても正常部分との違いは分かりました。
先生の話では、こういう炎症後変化があると、もし将来この部分に癌が出来ても、初期段階ではMRCPだけで見つけるのは難しいそうです。
元々壁が不整になっているので、「炎症の跡」と「癌の初期変化」の区別がつきにくいといの事なのでしょう。
結局は血液検査や胆管拡張などの変化を見ながら、必要ならERCPで胆汁細胞診をするしかないそうです。
IgG4-SC自体は再燃してもステロイド治療がありますが、肝門部近くの胆管癌は治療も難しいそうで、5年後10年後は分からないとの話でした。
まあ70歳過ぎれば、何があっても不思議ではない年齢ですから、あまり先ばかり心配しても仕方ないですね。
今回は感染予防で飲んでいた抗菌剤が終了になり、薬が減ったのは少し楽になりました。