モノは手放しても、自分の心に残るもの | 千葉県の家事代行、家政婦なら千葉の家事代行サービス「家事プロ」

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おはようございます!
“トイレ掃除”で人生は動く!@家事代行 やっちん です

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最近、パソコンの調子が悪く

記事が読みにくくなっていて、ごめんなさい!


長年付き合ってきたピアノを手放した私


読者のTさんから、

勇気付けられるメッセージをいただいたので

ご紹介していきますね


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


おばあちゃんの砥石

結婚して実家を出るとき、

実家に2つあった砥石のうち1つを、
「実家に2つは要らないから」と、

祖母が私に、譲ってくれました。
その砥石は、祖母と母が長年使って、

少し欠けていた砥石でした。

大好きだった祖母が分けてくれたので、
私は、砥石を使う度におばあちゃんを思い出しました。

包丁を研ぐ作業は、多少面倒でしたが、
「おばあちゃんと同じように研いでる私、
おばあちゃんから譲り受けた、

昔ながらの道具を大事に使っている孫娘の私」
りという気持ちになれる、

嬉しい、愛着のある砥石でした。

数年間に、祖母が癌で亡くなってからは、
その砥石が、私の持つ、唯一の形見となりました。

しかし、
その砥石の使い心地はというと…

あまり使い易くは、なくなってきたのです。

働きながら子育てをしている、

家事時間の足りない私にとって、
砥石を使って、ゆっくり丁寧に包丁を研ぐよりも、
最新タイプの研ぎ器で、サッと終わらせたいな…、

と思うようになりました。

また、
おばあちゃんの砥石は、
大きく重かったので、
キッチンに「デン」と置いてある砥石の存在感は、
スッキリ感が好きな自分としては、

気になるようになりました。

でも、
「自分が持つ、おばあちゃんの唯一の形見」なので、

砥石を簡単に捨てるなんて、何年もできませんでした…

ある時、
「本当に捨てる事ができないの?」
と、自問しました。

次に、
「死んだおばあちゃんは、

今の私の悩む姿を見て、どう言うだろうか?」
と考えたら……
「あっ!」と気がついたのです。

天国のおばあちゃんは、きっと明るく笑って、
こう言うのです。

「あんた、まだそんな古いの使ってたの~?!
おばあちゃんは、あげた事も忘れてたわよ。
新しくて良いモノが売ってるんだから、買い換えなさいよ!
子供達がお腹空かせてるから、

早く包丁研いで、サッサッとご飯作って、

早く食べさせないと~」
と、本当に、おばあちゃんの言う声が聞こえた…ようでした。

明るくて、合理的な祖母でした。

そこで、私は今まで、
「自分」だけが、
「自分」の中の、
「形見は捨てられない」という思い込みに、

何年もとらわれていた事に気がついたのです。

それに、私の場合、

生まれた時からおばあちゃんとずっと一緒に暮らしていたので、
確実に、祖母の影響を受けていますし、

楽しい思い出も沢山あるし、
おばあちゃんの口癖が今までも出てくる位、

自分の性格の中に、おばあちゃんはいるのです。

「自分の中に、おばあちゃんの「心」が生きてるから、
「モノ」は残しておかなくても、いいんだな」

そう思ったら、
長年手放せなかった、その砥石を、

あっさりと、手放す事ができたのです。

人によっては、

そう簡単に行かない場合も多々あろうかと思います。
でも、遺品や形見の整理に悩んでいる方、

見ると気が重くなる方が、
この話を聞いて、少しでも、

気楽に、モノを片付けたり、手放せられたら、と願っています。


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


Tさん、ありがとうございました


モノはなくなっても、モノを通してできた体験、

人のことは、忘れられないものなんです


ただ、やみくもに捨てるのではなくて

モノとキチンと向き合って、自分自身と対話をして

納得をすれば、今、使っていないモノを手放すことは

これからの人生にプラスになるはずです


連休後半がスタートしました


今日は、まだ、やっていない衣替えをしながら

着られなくなった服をゾウキンにしたり

資源ゴミへと分けていきます


最後までお読みいただき、ありがとうございます!