冬休みに入り、ほとんどの生徒たちと顔を合わせることがなくなりました。 

 

普段は毎日何百人もの生徒たちとともにエネルギッシュな時間を過ごしていることから、休暇中に静かな時間を過ごせることは非常に心地よく感じます。 

 

動と静のバランスが絶妙に心地いいのです。 

 

何事もバランスが大切ですね。 

 

 

今日は、この秋にしばらく学校を休んでいたある生徒の学習の遅れを補うために、数時間学習のサポートをしました。 

 

そして学習終了後は、それとなく冬休みの宿題の話になり、冬「休み」と言っているのに、宿題が多いのは変だねー、という話で盛り上がりました。 

 

「休み」という言葉がトリガーになって、私たちの脳に「休めー」というサインが出て脳は休みモードに入りたい一方、思考は宿題をしなければならないと考えてしまい、心と思考のバランスが崩れてしまっています。 

 

その結果、宿題をしなければいけないけれども、なかなか取り組めなかったたり、いやな気持ちになったりしてしまっているにちがいない生徒が多いにちがいないとの仮説を立てていました。 

 

平常の学校の期間に日々の学習を丁寧に行い、休暇中は自分が好きなことやチャレンジしたいことをするという、学びと遊びのバランスが取れたとき、子どもたちはもっと創造的にワクワクした生活を過ごせると、その生徒との会話を通して再確認できたのでした。 

 

バランスについては、以前以下の投稿でも、ヨガ哲学の視点で少し触れています。

 

ヨーガ八支則ヤマの4つ目:Brahmacharyaとは?