さっそく読んでみたところ、最初の方のページで大笑いをしてしまう内容に出会い、最後の方のページで感極まって涙が出てしまう内容に出会ってしまいました。
この本は、私の感情が大きく揺れ動いた、とてもすてきな本でした。
この本では、女性の生き方をテーマにした「女性の運命を決める7つの扉」というものが紹介されています。
①パートナーシップ
→スルメは噛めば噛むほど味が出るというように、その人のことを知れば知るほど「この人といれば幸せになるかも」という思いが出てくる可能性があります。
なので、あまりパッとしない人から誘われても「スルメ、スルメ」と呪文を繰り返し唱えて、デートに出かけようと書いてあったところに、大爆笑してしまいました😄
②教育と才能
→先日、「私の才能は何だと思う?」という質問をある若者たちにしたところ、「楽しいところ」、「ポジティブなところ」という回答をもらいました。
自分の才能がよくわからない人は、他の人に聞いてみるとおもしろいかもしれませんね。
③お金と経済力
④仕事とライフワーク
→ライフワークとは、「自分の本質を生かして自分自身を表現し、それをまわりの人と分かち合っていくこと」です。
⑤出産と子育て
→このセクションで特に興味深かった内容は、子どもには「ギフトチャイルド」と「シャドーチャイルド」の2種類があるというところでした。
兄弟姉妹のうち、母親が、例えば末っ子を「ギフトチャイルド」として溺愛し、一方真ん中の子どもを「シャドーチャイルド」として見てしまいイライラしたり怒ったりする様子がよく見られます。
実際、私の兄弟姉妹の場合は、上記のような状態だったと思います。
なぜ、そうなるのかをこの本で具体的に説明していて、この部分だけを読むだけでも、この本を読んだ価値があったと思いました。
⑥家族と人間関係
→「生まれ育った元の家族」とよい関係を持っていないと、自分より目上の人や、会社の同僚や友人との間にトラブルを起こす、という内容に、ドキッとしてしまいました。
⑦病気と老い
→「生き上手な人は、自分がいつかは死ぬ運命にあるということを常に意識している」ようです。
私が生き上手かどうかは別として、最近、自分の人生の最期についてよく考えるようなりました。
そのためか、毎日、今この瞬間を大切に生きていこうという気持ちと、今ここにあることへの感謝の気持ちが湧き出てきています。
そして、この本の最後の方のページに記された以下の問いを読んだとき、胸がいっぱいになってしまいました:
「あなたが旅立つとき、最後に感謝や愛を伝えたい人は誰ですか?」
目を閉じてこの問いの答えを考えた瞬間、私が最後に感謝や愛を伝えたい人の顔がすぐに浮かんできました。
その人に会えるうちに、自分の思いをきちんと伝えることにします。