私は昨年の10月から望診法を学んでいますが、そのとき以来、いつも「陰陽の法則」を意識して生活していました。
ところが、「陰陽の法則」について、実はあまりよくわかっていない状態がずっと続いていました。
もうすぐ望診法のテストを受験することになっているのに、このように陰陽の法則の理解がイマイチなことに、少し不安な気持ちになっていたところ、以下の本が出版され、とてもかわいらしい多くの絵と簡潔な説明で、陰陽の法則が非常にわかりやすく説明されていて、少し自信が出てきました。
- マクロビオティックの陰陽がわかる本/日本CI協会
- ¥価格不明
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マクロビオティックの陰陽は、桜沢如一先生の「無双原理」に基づいたものですが、東洋医学の陰陽と同じように、「すべての現象に陰陽を見るという宇宙観」であることを、この本から学ぶことができました。
★陰陽の基本
・色の陰陽:私たちが見て暖かく感じるもの(赤など)→陽性、冷たく感じるもの(紫など)→陰性
・熱の陰陽:熱い→陽性、冷たい→陰性
・味の陰陽:苦い→陽性、辛い→陰性 (苦い→塩辛い→甘い・酸っぱい→辛い)
・元素の陰陽:ナトリウム(Na)→陽性、カリウム(K)→陰性
など。
★陰陽の見方の大切なポイント
・常に陰陽を「相対的に」見ること。
つまり、「◯◯は、△△より陽性だ」という表現になります。
・陰陽という判断に、「善悪」の価値判断はない。
「世界を陰陽で見てみよう」のコーナーは、
・男性と女性
・植物と動物
・山と海
・玄米と白米
・赤ちゃんと老人
・戦争と平和
など、目からウロコの内容がたくさんあり、とてもおもしろかったです。
特に、陰陽を用いた「戦争と平和」の説明では、「絶対の平和」について深く考えさせられました。
その他、「陰陽体感マニュマル」のコーナーには、ぜひ実験してみたいと思える内容がたくさん紹介されていました。
「陰陽おもしろQ&A」のコーナーを読んだ時は、「へー、そうなんやー」と思わず声を出してしまいました😄
この本のおかげで、陰陽の法則がクリアに理解でき、日常生活の様々な現象について、私が普段不思議に思っていたことが、見事に陰陽という2つの力から成り立っていることを確認することができました!