私は小さい頃から甘いものが大好きで、毎日1日も欠かすことなくスウィーツを食べる生活を送っていました。ケーキ

このように甘いものをたくさん食べていても、20代の始めまではエネルギッシュに日々の生活を送っていました。

ところが、社会人になってからは日々の生活のストレスを解消するために、食べるスウィーツの量がかなり増えていったのです。
自分でも、これは砂糖中毒ではないかと思うほどでした。

そうこうしているうちに、母の他界など自分の身の回りの急激な環境変化に適応できなくなってしまい、心身ともに急激に病んでしまいました。マスク

当時は、このような心身の不調は、自分の精神力の弱さに原因があると思い込んでいました。
なので、もっと精神面を鍛えて、強く生きていかなければならないと、自分の体に鞭を打って必死に生活していました。

そのような生活は私の心身にとって悪循環になり、私はどんどん自分の思考と行動をコントロールできなくなっていきました。

でも、心の奥底で、いつかきっと元気になると信じて、あきらめることなく日々の生活を過ごしていました。

それから数十年が経ち、様々な本や人との出会いから、私の心身の不調は、もしかしたら「砂糖」が原因なのではないかと思うようになりました。砂糖

それで、2年前から今日に至るまで、白砂糖の摂取を止め、できるだけ甘いものを控える食習慣を実践しています。

今回読んだ以下の本は、「砂糖」の怖さと砂糖をやめる15のコツについて、漫画やたくさんのイラストを用いてとてもわかりやすく説明しています。

脱シュガー宣言!/実業之日本社

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砂糖の怖さ

砂糖を食べ過ぎると、太りやすくなるばかりではなく、糖尿病、がんになるリスクが増える。
 →糖尿病にかかっている人とかかっていない人では、かかっている人の方ががんにかかる確率が高いという研究結果が報告されています。
  私のように、外見はほっそりしていても、糖尿病予備軍になっている人が多いことも報告されています。

砂糖はマイルドドラッグと言われていて、少しでも摂取するとなかなかやめられない中毒性がある。
 →私が現在学んでいる望診法の授業において、いったん砂糖を摂取したら、その砂糖の影響が完全に体内から抜けるのに3日間ほどかかると教わりました。
  砂糖を摂取し続けると、インスリンのアップダウンが激しくなってしまうため、イライラや不安症状が出やすくなります。

  なので、甘いものがやめられない人は、毎日ちびちび甘いものを食べるかわりに、「週末にだけ甘いものを食べるぞー」という形から少しずつ試されることをおすすめします。

  私は、普段は市販のお菓子は購入せず、時間が少し取れる休日に、なるべく砂糖を使わないでスウィーツを手作りで作っています。
  お菓子を作るにはけっこう手間がかかるので、そう言った意味でも週末にちょっと甘いものを作って食べるという食スタイルが、体にやさしいと思います。

砂糖を摂り過ぎると、老化が早まる。
 →砂糖を摂取すると血糖値が急上昇し、その上昇を正常化するために大量のインスリンが体内で分泌されます。この本では、インスリンを出さなければ長生きすると述べています。

★砂糖をやめる15のコツの中で、特に記憶に焼きついたもの:
 15. 砂糖断ち、それは品格のある選択なり

毎日、私たちが口にする食べ物。
よりよい選択をして、健康で幸せな生活を送っていきたいですね。