先週の望診法の授業で、私が尊敬する山村慎一郎先生から紹介していただいた以下の本を、現在ゆっくり読み進めています。

図解 豊かさの栄養学 (新潮文庫)/新潮社

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この本は「豊かさの栄養学」というテーマについて3部構成になっているものの1冊目です。

この本は最初から内容がかなり濃く、カラーのイラストがとてもわかりやすく、説明もシンプルなので、栄養学について学びを深めている私にとっては、目からウロコの連続です。

また、著者の丸元淑生氏につていは、以前に彼の著書のうちの一つである「たたかわないダイエット」を読んで以来、大ファンになっていました。

たたかわないダイエット (講談社+α文庫)/講談社

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丸元氏は、この本のはじめのところで、以下のように述べています。

栄養学が重要な意味を持つのは、実はグルメ・ブームが起こりうるような豊かな社会においてなのである。

この一文を読んだとき、ハッとさせられてしまいました。

日常生活においてある程度金銭的に余裕がある私は、いつでも好きな時に自分が食べたいものを選択できる、非常に贅沢な環境に自分がいることを、この一文を読むまですっかり忘れてしまっていたからです。

今まで、「これは体にいいからたくさん食べよう」という考えで、ついつい食べすぎてしまい、その結果、健康になるどころか、さらに体調を崩してしまうという、自分のエゴ丸出しの食習慣だったことを気づかせてもらいました。

過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。

これからは「中庸」の生き方を意識して、日々の食事、エクササイズ、人との関わりを調整していくことにします。

さて、「豊かさの栄養学」シリーズをこれからじっくり読み、この本からの学びを少しずつブログでアップさせていただきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。