今日は、13時からおよそ6時間に渡り、勝間塾夏期講習をリモート受講しました。

本日の講習のテーマは、

第1部 ロジカルシンキングの本質
第2部 明日から使える7つのフレームワーク


で、講師は勝間和代さんでした。


第1部では、まず、問題解決マニアについて話していただきました。
問題解決マニアの2つの特徴は、常に優先順位をつけ、自己規律をつけていることです。このような人が「ほしがられている人」だと、Brian Tracyは述べています。
問題解決マニアは、常にロジカルシンキングを行っています。
ロジカルシンキングとは、「限られた情報の中から、より的確な意志決定をする方法論」のことです。
欧米では、ロジカルシンキングの教育がきちんと行われています。
一方、日本では、ロジカルシンキングの教育がきちんとなされていません。例えば、多くの高校で、センター試験対策に全力を注いでいるわけですが、センター試験の問題の8割はすでに答えがわかっている問題です。

次に、ロジカルシンキングの仕方を復習しました。

1. 「課題設定能力」を磨く

 これまで、目標を紙に書くと実現できると聞いてきましたが、そのためには、目標をSMARTに因数分解することが大切だと教わりました。

2. 問題を構造化する、深堀りする

 問題が解決できないのは、その問題が大きい状態だからです。MECEに考えることで、漏れやだぶりをなくすことができます。そして、それは思いつきをなくすことにつながります。

3. 仮説をつくって、判断する

 仮説がないと、効果的な情報収集ができなくなります。つまり、余計な情報をどんどん集めてしまい、混乱してしまいます。学術論文を読んだり、ネットワーキングを広げていくことで、よりよい仮説を立てることができるようになります。


以上をまとめると、

課題設定→分解→仮説設定→情報収集

を徹底的に行っていくことで、問題解決がしやすくなります。


第1部の最後に、ロジカルシンキングの本質について、6つの視点から話していただきました。
特に印象深かったのは、「前に進んでから、改善すればよい」ということです。前に進むことで、やってみる力をつけることができるようになり、さらに仮説力が強くなります。そうすると、ますます実行したくなります。


第2部では、7つのフレームワークについて説明していただきました。
ここで大切なことは、これらのフレームワークが「使える」ことができても、すぐに「できる」ようにはならないということです。何度も使っていくうちに、できるようになっていくのです。

7つのフレームワークの中で、私が明日からすぐに使えると思ったものは、次の2つでした。

3番目のフレームワーク:why what how

why(目的)、what(対象)、how(手段)を区別して、議論を勧めていくことが大切です。

5番目のフレームワーク:2×2

 さまざまな対立する概念を2つ掛け合わせて4章減の組み合わせで分析します。


これまでロジカルシンキングについて苦手意識を持っていたのですが、5つのケーススタディにチャレンジしたことで、ロジカルシンキングが楽しくなってきました♪♪
これからの仕事において、ロジカルシンキングを意識して、問題解決を楽しんでいきます。

明日は講習2日目「ラテラルシンキング」です。