今日のアヌサラヨガレッスンでは、

気を長く持つ方法

について、Mark先生の最近の経験を交えて説明していただきました。

いつも穏やかなMark先生のことですから、決して気が短くなることはないのだろうとずっと思っていた私ですが、今日のお話では、つい最近気が短くなってイライラしてしまったことを告白してくださいました。

短気になってしまった理由は、自分がしなければならないことのリストを見て、全部できるかどうか心配になったからとのことでした。

Mark先生のすごいところは、気が短くなったときに、その状態を受け入れ、次に呼吸をきちんと整えられたことです。そうすることで、気持ちが穏やかになり、焦ることなくゆっくり自分の仕事に取り組めたとのことです。

そう言えば、1年前までの私は、ちょっとしたことですぐにイライラしてしまい、その状態を長い間引きずっていました。その当時の私は、いつも呼吸が浅くて、常に体調が悪い状態でした。

ところで、なぜ気が短くなるのでしょうか。
それは、自分の体に制限を感じているからだと、Mark先生は言っておられました。

気が短くなったときは、ただその状態を受け入れ、息を吹き込み、焦りを抱き込むこと
そうすると、吐く息によって、ハートの花びらは開き始めるのです。その時、深い感謝を感じることができます。

今日のヨガレッスンでは、気を長く持てるようにするために、体の制限を解放するトレーニングをしました。

具体的には、固まった筋肉をやわらくするというものでした。

現在、個人的に「さとう式リンパケア」を試していることもあり、「固まった筋肉をやわらかくする」というところを、「縮まった筋肉をゆるめる」と解釈して、レッスン中は筋肉を伸ばそうとがんばらずに、ゆるーく取り組みました。

今日のレッスンを通して、まだ起こっていない先のことについて、自分で想像を巡らせて焦ったり自信をなくすのではなく、呼吸を整えてハートの空間をやわらかくすることがいかに大切かを学ぶことができました。

呼吸のパワーはすごいですね。ふぅー