教室内英語多読指導を始めてから1ヶ月が経過しました。
この1ヶ月の間に、新しく購入したFoundation Reading Library (FRL) 84冊を、生徒たちが読み始めました。
一旦読書を開始すると、教室内は驚くほどの静けさに包まれます!とても気持ちのいいものです。
FRLを読んだ生徒たちの感想メモを読んでいると、どの生徒もこの本は非常に面白いと書いています。ある女子生徒は、このシリーズすべてを読むと言っていました。
そして、今日の授業では、50分間すべてを多読に費やしました。
すると、一人の生徒(A君としておきます)に大きな変化が見られたのです!
A君は、いつも学習に対するモチベーションが非常に低く、毎日疲れているのか、授業中はほとんど眠っています。
ところが、今日の授業では、FRLを次から次へと読み進め、顔が生き生きしているではないですか!!!
私はびっくりして、A君に「この本は面白い?」と尋ねてみました。
すると、A君は、「うん、このシリーズは大好きです。もっと読みたいなあ。」と言っていました。
多読には、英語嫌いの生徒を、英語好きにしてしまうパワーがあるのです!
FRLは、本が薄いにもかかわらず(だから、生徒も読もうという気になりますが)、内容が非常に面白くて、しかも絵がステキです。
私も、今日、FRL3冊を、生徒たちと共に読みました。内容が面白くて、大笑いしてしまいました。
「指導者が多読を楽しむことで、それが生徒達に伝染し、生徒たちも多読を楽しむようになる」ということを、少し体感できた1日でした!
FRLを書いてくださったRob先生と、それを紹介してくださった高瀬先生に感謝です。