私は現在、高校の英語教員として、多読指導の改善を行っています。
生徒が多読を楽しむためには、指導する教員自身が多読を楽しむことがとても大切です。
以前の私は、多読指導を10年以上行ってきたにもかかわらず、多読をほとんどしていませんでした。
そこで、先月から「洋書でフォトリーディング」をすることを、私の目標に掲げました。
先月の1か月間は、今までになく多くの洋書を読むことができましたが、実際はあまり効果的な洋書のフォトリーができていないように思えました。
5月にはフォトリーディング集中講座も受けましたので、洋書でフォトリーディングもすぐにできるのではないかと思っていたのですが。
そのようなとき、「洋書でフォトリーディング講座」開催のメールが届きました。
沢田淳子さんが講師をされます。
沢田さんは、神田昌典さんとわずか2人で、マインドマップ事業の基盤を立ち上げられた、非常に知的で魅力的な女性です。
ちょうど年末に開催されますので、この機会に洋書でのフォトリーのトレーニングを受けることにします。
それで、この講座の予習として、沢田淳子さんの以下の本をフォトリーしました。
- フォトリーディング英語勉強法/沢田淳子
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この本のはじめに、英語を学ぶ際に、心に留めておくべき3つのポイントが示されていました。
1. 完璧でなくSomebunallを目指そう!
Somebunallとは、Some but not all(すべてではなく、重要ないくらかの情報)
→私は今まで、洋書を読む際は、一字一句きちんと読み、意味が分からない単語は極力調べていましたが、これからは、目的を持って、重要な情報を得るための読書を行っていこうと思います。
2. 自分の個性を大事にしよう!
3. オープンマインドで、楽しもう!
→フォトリーは本当に効果があるのか、とまだ少し疑っている自分がいますが、この機会にオープンマインドを目指します!
この本は、以下の4部構成になっています。
★第1部 なぜ、フォトリーディングなら英語が身につくのか?
・無意識層に働きかけることで、大量のインプットを得ることができる。
・リラックスし、集中することによって、最高のパフォーマンスが生まれる。
・スランプから脱出するには、何か違ったことをすること。
★第2部 フォトリーディングの基本を知ろう
prepare → preview → photoreading →postview → activation
→このステップは、すでにフォトリー集中講座で学んでいましたので、よい復習になりました。
★第3部 フォトリーディングで英語を学ぼう
→特に、previewのところで、「具体的な目的」を持つことの大切さを再認識しました。
例えば、私がskype英会話レッスンを受ける際には、事前に「今日は政治関係の語彙を覚えることを目標にする」、あるいは、英字新聞や雑誌を読む際には、「この記事について知り合いに伝えることを目標とする」などと、具体的に目標を設定することにします。
★第4部 フォトリーディングをさらに英語の勉強に活用しよう
→いろいろ紹介されていましたが、私は「毎日、英語辞書のフォトリーを10分間行う」を実践していくことにします。
この辞書のフォトリーについては、5月のフォトリー集中講座のときに、講師の内方さんが、10分ぐらいがいいと言っておられました。
この本では、洋書のフォトリーについては具体的に記されていませんでしたので、12月末の講座でいろいろ学べればと思います。
また、この機会に、フォトリー集中講座でいただいた、以下の本をきちんと読むことにします。
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