先ほど、3週間ぶりにMark先生のアヌサラヨガレッスンを受けてきました。
Mark先生は3週間の間、南インドに行っておられました。
インドから帰ってこられたMark先生は、さらにパワーアップされていました!
そして、Mark先生のそばにいるだけで、心がすごく落ち着きました。
Mark先生は、南インド滞在中に、ムードラであいさつをもらったそうです。
ムードラとは何か?
ムードラ(mudra)には2つの意味があります。
ムードらの1つ目の意味は、手指のしぐさという意味です。
一般的に、アンジャリムードラと言います。
アンジャリムードラは、ヨガのクラスの最後にする、ナマステのことです。
アンジャリムードラのことを、インドでは、ナマスカーラムードラと言います。
ナマとは、下に向かってお辞儀をすること。
ナとは、「~ではない」という意味。
マとは、「私、私の」という意味。
つまり、ナマとは、自分よりも相手の方が重要であること、相手を尊重することを意味します。
カーラとは、クレという言葉から来ているそうです。クレとは、「つくる、する、実行する」という意味です。
したがって、ナマスカーラとは、実行する姿は、相手のためであるという意味。
このように、ヨガの用語の意味を、噛み砕いて説明して下さるところが、とてもいいなあといつも思います。
言葉の意味をきちんと理解することで、ポーズの意味がわかるようになり、記憶に焼きつきます!
ムードラのもう1つの意味は、封印です。
両手を合わせることでエネルギーが封印できるのです。
両手を合わせるときは、しっかりと、でもやさしく両手を合わせて空気をなくすことが必要です。
パワーを封印することで、私たちのハートの至福を感じ取ることができるようになります。
私たちは誰もがハートの至福を経験したいと思っているはずです。
今日のレッスンでは、ムードラに焦点を合わせて、さまざまなポーズを学びました。
片足をもう一方の足の内ももにつけて立ち、同時にムードラ(両手を合わせる)をするポーズをしたとき、目を開けている状態では、バランスを保てました。
しかし、その状態で目をつぶった時には、急に心が不安になりました。
目をつぶったらバランスを取れなくなるのではないかと思ってしまったのです。
でも、Mark先生はこのような不安な気持ちがあることを理解することは、とても大切なことだと言っておられました。
このような心の状態も、修行を重ねることで、少しずつ克服されるのかなあと思いました。
今日のMark先生のお話の中で特におもしろかったところは、手は上半身よりも神経が多いということです。つまり、手は非常に繊細でパワーに満ち溢れているのです。
手は、こんなに小さいのに、とても大切な役割を果たしているのですね。
今までは、何も考えずに手を合わせていましたが、今日のレッスンを通して、正しい手の合わせ方とムードラのすばらしさについて学ぶことができ、とてもハッピーな気持ちになりました!