先日、「世界一受けたい授業」という番組で、順天堂大学医学部 小林弘幸教授が非常に興味深い授業をされていました。
それで、さっそくこの教授の以下の本が読みたくなりました。
- なぜ、「これ」は健康にいいのか?/小林弘幸
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私は、この本の電子書籍版を、以下のアプリから800円で購入しました。
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※モバイル非対応
この本では、
「人間の自律神経のバランスをコントロールすることで、人生のバランスをコントロールできる」
と主張しています。
自律神経は、交感神経と副交感神経で成り立っていますが、この2つを上げることで、心身のバランスを保てます。
では、どのようにすればこの2つを上げることができるのでしょうか。
小林氏は、特に副交感神経を上げること
が大切だと、何度も強調しています。

副交感神経を上げるためには、朝、寝起き時に、コップ一杯の水を飲むこと、深い呼吸をすること、そして常に笑顔でいることが必要だと書かれていました。
この本で、私が一番印象に残った言葉は、「ゆっくり早く」です。
つまり、
ゆっくり話すことで、物事がスムーズに進み、
ゆっくり動く(車を運転する)ことで、早く着くことができる
のです。
ゆっくり振る舞うことで、冷静な判断ができるようになるということですね。
私は、今週はじめから1週間、上記の内容を実践してみました
。

・毎朝コップ1杯のHePARというフランスの硬水を飲む

⇒その結果、これまで寝起き後しばらくつづいていただるさが、ずいぶん解消しました。水を1杯飲むことで心が落ち着くのです。
・息苦しい時や仕事中に、深い呼吸を意識する

⇒私は、長年呼吸が非常に浅くて、息苦しくなる時が多々ありました。それで、きちんとした呼吸ができるように、ヨガレッスンを始めました。
そして、今週は、仕事をしている最中に、多忙になってきたぞ、と思った瞬間に、深い呼吸を意識的にしてみました。そうすると、これまではイライラしながら業務に取り組んでいましたが、かなり冷静に仕事に取り組めるようになりました。また息苦しくなったときも、呼吸を意識することで、ずいぶん穏やかな気持ちになれました
。

・ゆっくり行動する

⇒とにかく起きている間は、なるべくゆっくり動きました。そうすると、今までのあくせくした気持ちが薄れ、かなり穏やかな気持ちになりました
。

私は、この1週間の実践を通して、これまでの人生で、ゆっくり行動するということがほとんどなかったことに気づきました


ゆっくり動くことで、余裕が生まれることに気づきました
。

私にとって大きな学びとなったこの本に出合えて、本当によかったです

トニー・ブザンのiMindMap5のお試し版を使って、この本のまとめのマインドマップを作成してみました。