以前、大学院でTESOLの講義を受けていたとき、教授が「シールは高校生にも効果絶大だ」とおっしゃっていました。
その時は、「まさか？高校生にもなってシールが欲しいだろうか？」と懐疑心を抱いていました
。
。今から10年ほど前に、私は中学生に英語を教えていました。この教授の言葉を思いだし、applause sticker（褒め言葉シール）を山ほど購入しました。その中でも特に気に入ったシールは下記のものです。
- Teacher’s Sticker-a-Day: 2010 Day-to-Day Calendar/Accord Publishing
- ￥1,223
- Amazon.co.jp
このシールは、日替わりカレンダー式のシールなので、見ているだけでとても楽しくなります。しかし、現在は販売停止になっています。先日、アメリカの販売会社へ問い合わせたところ、再販の予定はないとのことでした。残念
中学生たちは、シールをもらいたいがために、日々の英語の小テストの勉強をがんばっていました。シールは、中学生の外発的動機づけには効果大だと思いました。
それから数年間、中学生を教える機会がなかったため、大量のシールはそのまま机の中に眠っていました
。
。ところが、昨年、隣の席の同僚がシールを使っているのを見て、長い間机の中に眠っていたシールのことを思い出しました
。さらに、上記の教授の言葉も思い出しました。
。さらに、上記の教授の言葉も思い出しました。ということで、昨年から高校2年生と３年生の英語の小テストで満点を取った生徒の答案用紙に、シールを付けて返却してみました。
そうすると、なんと生徒たちはシールにものすごく反応を示してくれました
。女子はもちろんのこと、男子もけっこうシールをほしがっているのです
。
。女子はもちろんのこと、男子もけっこうシールをほしがっているのです。気がつくと小テストで満点を取る生徒が、日毎にどんどん増えていくではありませんか
。
。これは、もしかしてシールの効用だろうか？
そうこうしているうちに、シールの在庫もほとんどなくなってきました
。
。先日、アメリカに行ったときに、ついでにapplause stickerを買おうと思ったのですが、いろんな本屋や文房具屋に行ったものの、stickerはないとのことでした。残念
２、３日前には、満点を取った生徒の答案にシールが貼っていなかったということで、生徒たちからなぜシールがないのかとの抗議
がありました
がありました明日、さっそくオンラインで、海外のシールを注文しなければ
。
。今日、英語が超苦手な生徒が、初めて小テストで満点を取りました！
あまりにもうれしくて、残っているシールの中で一番かわいいものをその生徒の答案用紙につけて返してあげました。よくがんばりました
。
。よくがんばりました。