久しぶりに…読書感想文なのだ^^
前回の病院へ行く日の時に有楽町は交通会館に入ってる
三省堂でやむ無く買った本。
電車の中でスマホばかり見るのは嫌だし
兎に角本が読みたくなったのだ。

とはいえ
前に読んでた(在職中)本を読むのも嫌だな…と思って
薄くてジーンズのポケットに入る文庫本を買ったんだ。
それが…この星新一の『ノックの音が』だ。

実はこの本は初めて読む本じゃなく
凡そ50年近く前に読んだ本なんだ。
SF短編の巨匠の星新一先生の本で
15篇のショートショートが収められてるんだけど
15篇全ての始まりが
〝ノックの音が音がした〟で始まるなんとも魅力的な本だ。

50年ぶりに読んだら……
記憶に残っていたのは…2篇ほどだった。
それも…ほとんどが曖昧な2篇。
記憶っていい加減だなって思った。
そのおかげで新鮮に読むことができたけどね^^

ただ…不思議なことに
鮮明に残っていたのは星新一先生のあとがきに出てくる話。
フレドリック・ブラウンの短編集を先生が翻訳したんだけど
その中に『ノック』という作品があって
〝地球上で最後に残った男が、ただひとり部屋の中に座っていた。
 すると、ドアにノックの音が……〟
という怪談みたいな話。
地球上で最後に残った男のドアをノックしたのは?
だ…誰?みんな死んじゃって男一人なのにドアをノックしたのは?
実は…………
あ…やめとこ。
本を読んでみてちょうだい^^