こんチクワ
おかだぁデス
今回は最近気に入って聴いているピアノトリオのシーデーをご紹介します
はいコチラ
マヌエル・バレーラ?というキューバ出身のピアニストであります。
あまり情報はありませんがコチラは通算5枚目となる今のところ1番新しいアルバムみたいです。
国内盤が出ておらず日本ではCDとしてあまり流通していないようなので先にiTunesでダウンロードして持っていたのですが、内容がとても良く気に入ってしまい、もっとより良い音質で聴きたいと思いあらためてCDを注文して買ってしまいました
先に3枚目のアルバムも持っていて、そちらもたまたまmixiのコミュニティーでこのアーティストの存在を知って手に入れて気に入っていたのでしたが、今回の作品は確実にグレードが上がっていて今後長く飽きずに聴き続けられる普遍的な音楽のポテンシャルを持っているような気がします(4枚目もタイプが違うけど良い)
キューバ出身というとゴンサロ・ルバルカバという超絶技巧派のジャズピアニストなども有名ですが、彼の場合はその要素もありつつ、作曲とかアレンジやプロデュース能力なども含めてバランスよく優れたアーティストのような感じがして非常に好感触なのです
例えるならば、ミッシェル・カミロ(ドミニカ共和国出身の超絶技巧派ピアニスト)とチック・コリア(ハービー・ハンコックやキース・ジャレットと合わせてピアノ御三家と言われている人)の両方の持つ優れたラテンやコンテンポラリーな音楽の要素を持っていながら、さらにより現在進行形の最先端の音楽フィルターを通したジャズといった感じでしょうかね
僕は元々ジャズが得意ではなかったのですが(今でも)、いまご紹介したミッシェル・カミロの初期のアルバムでデイヴ・ウェックルがドラムを叩いているような頃の作品とか、チック・コリア・アコースティック・バンド(ジョン・パティトゥッチとデイヴ・ウェックルが参加)などを聴き「これは好きだ」と思い、そうゆう感じのジャズをずっと選んで聴いている人だと言っておけば何かの参考になりますかね。。。。
さらに脱線しますが…
こないだ紹介したイエロージャケッツやデヴィッド・サンボーンやマイケル・ブレッカーなどみんなそうなのですが、彼らは元々スタジオ系のミュージシャンとして活躍していて時代的にもフュージョン真っ盛りの頃に出てきてその分野で大活躍して有名になったのですが、キャリアが長くなるに従って徐々に彼らの演奏する音楽が次第に「ジャズ」と呼ばれるようになってしまったので、彼らのファンだった僕も気がつけば聴いている音楽のジャンルがフュージョンからジャズと呼び方が変わってしまったという経緯があります。
そうゆう価値観の僕がとてもハマってしまうような音楽なので、今回紹介しているアルバムもオーソドックスなジャズがお好きな方々からするとリズムが進化しすぎていてジャズを通り過ぎた音楽に聞こえてしまうかも知れません。
ですが、打ち込み系の音楽などもデフォルトで身についているような感覚の若い世代の人たちには逆にこうゆうのを聴いて堂々と「ジャズが好き」とか言ってもらいたいとか思いますね
ところで、このアルバムに参加しているベースのジェームス・ジーナスは有名なので知ってましたが、ドラムのアーネスト・シンプソンは僕が無知だけなのかご存知ありませんでした
ですが、恐ろしくフレーズの引き出しが多く上手いドラマーだと思います
今時は打ち込みのドラムンベース系のリズムパターンを手動で叩くのは珍しくないのですが、そんな非常に音符も細かくテクニカルでも音一つ一つの細部まで神経が行き届いているようで、生命感のあるリズムの抑揚がたまらなく気持よくそれがアルバム全体を通した充実感に大きく寄与していると思えます。
それはベースのジェームス・ジーナスにも言えますが、特にエレベ弾いてる時の音の生命感がジャコ・パストリアスのそれに限りなく近づいているように思えます。
パッと聴きは新しいサウンドなんだけれども、常にその根底には先人たちの築いてきたジャズの歴史が見え隠れするような決して奇をてらった変化球ではないオーソドックスに進化した最先端のジャズの一つの形なんだと僕は思います。
それは9曲目に収録したガーシュインの「I Loves You Porgy」の演奏にも聴ける超ストレートでシンプルな演奏に集約されていると言えるかな。
逆にそれ以外の曲はある意味超絶技巧の連続とも言えるのだが、そうゆうのを感じさせない成熟した演奏なんだよねぇ~
上原ひろみとかブラッド・メルドーとかも好きなんだけれども、聴いていてなんか足りてないなぁ~と思うものがこっちには全部ある印象とか言っておきます
なんや言葉では訳ワカメですね…
まぁ気になった方はぜひ
おかだぁデス
今回は最近気に入って聴いているピアノトリオのシーデーをご紹介します
はいコチラ
マヌエル・バレーラ?というキューバ出身のピアニストであります。
あまり情報はありませんがコチラは通算5枚目となる今のところ1番新しいアルバムみたいです。
国内盤が出ておらず日本ではCDとしてあまり流通していないようなので先にiTunesでダウンロードして持っていたのですが、内容がとても良く気に入ってしまい、もっとより良い音質で聴きたいと思いあらためてCDを注文して買ってしまいました
先に3枚目のアルバムも持っていて、そちらもたまたまmixiのコミュニティーでこのアーティストの存在を知って手に入れて気に入っていたのでしたが、今回の作品は確実にグレードが上がっていて今後長く飽きずに聴き続けられる普遍的な音楽のポテンシャルを持っているような気がします(4枚目もタイプが違うけど良い)
キューバ出身というとゴンサロ・ルバルカバという超絶技巧派のジャズピアニストなども有名ですが、彼の場合はその要素もありつつ、作曲とかアレンジやプロデュース能力なども含めてバランスよく優れたアーティストのような感じがして非常に好感触なのです
例えるならば、ミッシェル・カミロ(ドミニカ共和国出身の超絶技巧派ピアニスト)とチック・コリア(ハービー・ハンコックやキース・ジャレットと合わせてピアノ御三家と言われている人)の両方の持つ優れたラテンやコンテンポラリーな音楽の要素を持っていながら、さらにより現在進行形の最先端の音楽フィルターを通したジャズといった感じでしょうかね
僕は元々ジャズが得意ではなかったのですが(今でも)、いまご紹介したミッシェル・カミロの初期のアルバムでデイヴ・ウェックルがドラムを叩いているような頃の作品とか、チック・コリア・アコースティック・バンド(ジョン・パティトゥッチとデイヴ・ウェックルが参加)などを聴き「これは好きだ」と思い、そうゆう感じのジャズをずっと選んで聴いている人だと言っておけば何かの参考になりますかね。。。。
さらに脱線しますが…
こないだ紹介したイエロージャケッツやデヴィッド・サンボーンやマイケル・ブレッカーなどみんなそうなのですが、彼らは元々スタジオ系のミュージシャンとして活躍していて時代的にもフュージョン真っ盛りの頃に出てきてその分野で大活躍して有名になったのですが、キャリアが長くなるに従って徐々に彼らの演奏する音楽が次第に「ジャズ」と呼ばれるようになってしまったので、彼らのファンだった僕も気がつけば聴いている音楽のジャンルがフュージョンからジャズと呼び方が変わってしまったという経緯があります。
そうゆう価値観の僕がとてもハマってしまうような音楽なので、今回紹介しているアルバムもオーソドックスなジャズがお好きな方々からするとリズムが進化しすぎていてジャズを通り過ぎた音楽に聞こえてしまうかも知れません。
ですが、打ち込み系の音楽などもデフォルトで身についているような感覚の若い世代の人たちには逆にこうゆうのを聴いて堂々と「ジャズが好き」とか言ってもらいたいとか思いますね
ところで、このアルバムに参加しているベースのジェームス・ジーナスは有名なので知ってましたが、ドラムのアーネスト・シンプソンは僕が無知だけなのかご存知ありませんでした
ですが、恐ろしくフレーズの引き出しが多く上手いドラマーだと思います
今時は打ち込みのドラムンベース系のリズムパターンを手動で叩くのは珍しくないのですが、そんな非常に音符も細かくテクニカルでも音一つ一つの細部まで神経が行き届いているようで、生命感のあるリズムの抑揚がたまらなく気持よくそれがアルバム全体を通した充実感に大きく寄与していると思えます。
それはベースのジェームス・ジーナスにも言えますが、特にエレベ弾いてる時の音の生命感がジャコ・パストリアスのそれに限りなく近づいているように思えます。
パッと聴きは新しいサウンドなんだけれども、常にその根底には先人たちの築いてきたジャズの歴史が見え隠れするような決して奇をてらった変化球ではないオーソドックスに進化した最先端のジャズの一つの形なんだと僕は思います。
それは9曲目に収録したガーシュインの「I Loves You Porgy」の演奏にも聴ける超ストレートでシンプルな演奏に集約されていると言えるかな。
逆にそれ以外の曲はある意味超絶技巧の連続とも言えるのだが、そうゆうのを感じさせない成熟した演奏なんだよねぇ~
上原ひろみとかブラッド・メルドーとかも好きなんだけれども、聴いていてなんか足りてないなぁ~と思うものがこっちには全部ある印象とか言っておきます
なんや言葉では訳ワカメですね…
まぁ気になった方はぜひ
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