2017年7月、オードリー・ヘップバーンの息子ルカ・ドッティが、母オードリーが生前毎日欠かさずダークチョコレートを食べていたと明かしました。
ルカさんはオードリーの特別レシピとインタビューを掲載した本『AUDREY at Home Memories of My Mother’s Kitchen(訳:家でのオードリー、母のキッチンでの思い出』を出版。
ルカさんは「みんな母は細いから摂食障害を抱えていたと言っていたけれどそれは真実じゃないよ。パスタが大好きだったんだ。できることなら毎日でも食べられるほどね。お気に入りはトマトソースのスパゲッティだったな。それだけあれば生きていけるぐらい大好きだったんだよ」「ダークチョコレートを一口だけや、時々もっと食べていたよ。家の中にチョコレートを入れている特別な引き出しがあって、僕たちは触れてはいけなかったんだ。彼女以外の人がそのチョコレートを食べると怒っていたよ」と話しました。
加えて、月に1回シンプルなデトックスを行って1日ヨーグルトとりんごだけで過ごしていたことも明かしました。
オードリーは食べ物の素材にもとても気をつかっていたそうで、「ローカルマーケットへよく連れて行ってくれたよ。彼女はいつも季節の食べ物を買っていた。地元のお店の人はみんな彼女のこと知っていたよ」と語りました。
戦争後、兵隊さんから貰ったチョコレートがきっかけで、 チョコレートが大好きとなったオードリー。
1980年代、ルカさんと来日したオードリー・ヘプバーン
2度の結婚と離婚、度重なる流産…。輝かしい女優人生の一方、彼女は、二人の息子を育て、平凡な家庭人であることを第一に望み「私は母親になるために生まれてきたの」と語ったオードリー。
最愛の次男ルカさんが、よく焼いてくれたというオードリーのチョコレートケーキのレシピを2013年5月10日(金)『グレーテルのかまど』で日本初公開。小麦粉を使わないケーキは今ルカさんの妻ドミティラさんに受け継がれています。オードリーが大切に使っていたという湯せん用の鍋は今も大事にされていますが、オードリーはちょっと変わった使い方をしていたそうです。
◆直径21cm セルクル1台分(4人分)
スイートチョコレート150g
牛乳45ml
バター60g
卵黄80g(Mサイズ4個分)
卵白120g(Mサイズ4個分)
グラニュー糖90g
※セルクル:底のないリング状の型
「湯せんといっても上の鍋をお湯に直接つけず蒸気で溶かすやり方。
こうするとチョコレートの風味が生かされ焦げ付く事もない。母はそう言っていつも丁寧に作ってくれた」とルカさんは言います。チョコレートの温度を約50℃まで上げる。牛乳、バターを加えて滑らかになるまで混ぜ卵黄を入れて混ぜます。グラニュー糖を分けて混ぜて入れ、冷凍庫に泡立て器の先と生クリームを少しの間冷やしておく事でよりきめ細かい生クリームになるという工夫も。180度でチョコレートケーキは焼き上がったら粉砂糖を振りかけます。
![]() |
Audrey at Home: Memories of My Mother’s Kitchen
4,239円
Amazon |