オードリー・ヘプバーンが書いた手紙10通のコレクションが、2016年6月29日英国のオークションハウス、ボナムズで競売にかけられ事前の予想額を2倍以上も超える、11,250ポンドで落札されました。(日本円で140万円)。
1951年から1960年の間に、彼女の指導者であり、同時に生涯の友とされるサー・フェリックス・エイルマーに宛てられた手紙の束で、その内容は、女優としてのドラマティックな人生を明らかに語っているのだそうです。無名のバレリーナだったオードリーがハリウッドのスターになるまでの、約10年間の記録としての側面もあるようでオードリーが「人生で最高の出来事」と綴っている、初主演映画『モンテカルロへ行こう』撮影時の体験など、駆け出しの女優の頃の出来事について詳しく書かれています。
実業家のジェームズ・ハンソンとの婚約が破棄になった時の傷ついた胸の内を、「とても悲しい結果になってしまった。私たちの生活とキャリアがうまくいくはずだと思っていたのが怖いわ」語ったもの、夫である俳優のメル・フェラーとの結婚式に関する記述「私たちはマスコミに見つからないようにひっそりと挙げたいの。小さなチャペルでウエディングパーティを開く予定よ」というもの。
この10通の手紙は、4,000ポンド(52万円)まで値が吊り上がることは関係者に予想されていましたが驚きの落札額に。
オードリー・ヘプバーン 1950年代ファッションショー 成功と婚約解消 →●