最終的な判断は聴覚で | AudioLike2

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オーディオにまつわるあれこれ。

 

イコライザーでは測定と聴覚での判断その両方を活用するものである。

 

測定結果が正しくても(フラット)、聴いてみて魅力的でなければ、意味がない。

 

よくフラットな音が良いとされるところがあるが、

 

フラットであっても音楽を聴いてみて、

 

美しいと感じたり、楽しいと感じたりすることがなければ、

 

なんの為のオーディオであるのか。

 

 

 

僕の音の判断では、測定結果は参考までにして、

 

最終的には聴覚での判断で決めている。

 

面白いことに、聴覚的な面で美しい音だと感じる音でも、

 

測定結果はフラットでないことが多い。

 

フラットな周波数特性に音の美に関する情報は含まれていないようなのである。
 
僕のオーディオの周波数特性はピンクノイズをスマホのスペクトラムアナライザーで測定すると、
 
2kHZ辺りがやや盛り上がった特性となっている。
 
この2kHz辺りの微妙な盛り上がりが、
 
クラシックのメゾソプラノの明るい張り出しを出すし、
 
中低音にはハッキリとした音の輪郭とフォルムが生み出される。
 
このフラットに対して、
 
2kHZ辺りの盛り上がった特性というのは、
 
僕好みな音を生み出す要素として欠かせないものなのである。
 
試しに、この2kHz辺りをフラットにすると、
 
メゾソプラノの明るい張り出しが失われて、
 
音像がボケたような印象になり、
 
中低音はその輪郭が出てこない。
 
つまり、フラットであっても、自分好みでないと意味がないのである。
 
フラットな周波数特性というのは絶対的なものではない。
これは一つの基準となるものであって、
 
このフラットを参考程度にして、
 
いかにこのフラットと普遍性が崩れない範囲で美しく崩すか?
 
ここにレコード演奏家のセンスと技が試される辺りで、
 
オーディオの面白いところなのである。