朝、タクシーでバス停に向かう途中、運転手が道でローカルの親子連れを同乗させた。同じバス停まで行きたいということで。お金は取らなかった。ローカルにはにやさしい運転手だった。俺が普通に全額払った。
ポカラからカトマンズのバスは良い車体だった。強靭なエンジンにまかせて運転手は飛ばしまくった。だが町での客引きはおこたらなかった。
あとでわかったが、「グリーンライン」という値段が2倍くらいするバスが調子良いらしい。また今度ネパールに来たら間違いなくそれにしよう。
カトマンズに戻って最初に行かなければならない場所が、タイ航空のオフィス。未だバンコク空港は閉鎖中。予約していた3日までは閉鎖が決定していた。
予想通り、ロビーに黒山の人だかり。カウンターでキレまくる欧米人。巧みな英語でまくしたてればバンコクを経由しないフライトに変更できたかもしれない。または1000US$くらい払えば、普通に他の会社のチケットを買うこともできた。
どちらの選択肢も無い自分は、素直にカトマンズで3日間待つことにした。帰国便は6日に変更された。
またも地元ガイドの情報に頼る。タメルのど真ん中のエクセルシオール。あのガイド本にも地図に名前だけは載ってる。
ゲストハウスの客引きに「エクセルシオールかよ!金持ちだな!案内してやるよ」と連れられる。「高くてやめるだろうから俺のとこに来な、1パイサで泊めるよ」と言われるも、1パイサは100分の1ルピー。泊まりたくない。
案内されてちょっとびっくりした。ドアマンのいるホテルはこの旅初。
部屋は一番きれいだった。おまけにテレビ付き。ちょっと高そうだなーと思ってたら案の定1500RS。「トップシーズンなら3000RSです」と・・・。トップシーズンて、今じゃないのか?。
「4泊するからどーんと安くして」と頼むと、かなりお悩みの様子。重たそうに電卓をたたき、こちらに向ける。「850」。安くしすぎでしょ。
当然それ以上の値切りをすることは無く、即決。飛行機待ちの暇つぶしにこそ、良い宿を。
テレビでクリケットの試合をしばらく見ていたが、ルールがさっぱりわからん。50くらいあるチャンネルをパチパチ回してたら、海外向けのNHKが。久方ぶりに母国のニュースを得た。