先日、ティグロンの社長がみえて今後発売予定のプロトタイプをお持ちいただき、試聴させていただきました。
今までにないくらい自信作が出来たという事は聞いておりましたのでとても楽しみにしておりました。
ティグロンのフラッグシップケーブル「3000」シリーズのインターコネクト、LANケーブルです。
当店のお客様ではTPL-3000A WT電源ケーブルをお使いの方が多いので3000がラインケーブルになったらどうなるか、気になる方が多いのでは？
それぞれのケーブルを試してみましたが、自分がケーブルで出来る事の認識から大幅にボーダーが外れています、これは新感覚、新次元と言っていいのではと思います。ちょっと文字で伝わるのは難しいなぁ、大袈裟のようですがそんな書き方しかできない。
上下左右、奥行きの定位が抜群に整います。
スピーカーセッティングが完璧になった時に現れるような定位です。
次に静かさ、空間の広さが従来のレベルとは全く異なります。奥行きと配置、存在感が素晴らしい。
特に最初に試したLANケーブルは本当にすごかった、ストリーミングが全く別物になりましたしオーディオの可能性が大きく変わったような新感覚でした。
TPL-3000Aを初めて使って（え？）となった時より【えっ⁈】という感じ。
今回のケーブルはただTPL-3000Aの技術を応用しただけでなくRCA/XLR/LANそれぞれのコネクタ固有のクセに合わせ込む工夫や新たに加わった素材もあり作るのにもなかなかに大変なようです。
素材ができたから各シリーズ作りました、ではない細かな努力がまたすごい。
今回も開発に際して色々とお話しをお聞きしましたがこのケーブルの開発に没頭するあまり考え過ぎて知恵熱で寝込んだとか、寝込んでふと夜中にアイデアが浮かんでさらに没頭してしばらく寝れなかったとか、現在欧州でも大変評判が上がって世界的に支持されてきた事から新たなもの作りの出来栄えの判断には今までにないようなものすごい重圧がのしかかるようになった、などなど、毎度大変な努力をなさっていて本当に頭が下がります。
今回のケーブルは製品が出来上がり次第導入予定です、また旋風が吹き荒れそう。。。