財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)が主催している試みです。
皆さまの「読み終わった本」「本棚に眠っている本」を送ってください。
私たちは、2010年国民読書年を記念して、「本・読書」を通じた
新しい社会貢献事業「ブックリボン」をスタートさせます。
私たちは、「読書の喜び」を多くの人と共有したいとの思いで、日々活動しています。
もっと、いろいろなところで読書を楽しんでほしい、本を身近に感じてほしいと願っています。
あなたの読み終えた1冊が、だれかを幸せにする。
「ブックリボン」に、ぜひご参加ください。
【募集対象】
2009年は、出版・印刷・製紙・製本業界の皆さまを対象とした試験実施です。
この成果を踏まえ、2010年は広く国民一般に呼びかけます。
「読み終わった本」「本棚に眠っている本」をダンボール・袋に入れて送ってください。
・送料はご負担ください。
・送付は、企業・団体ごとでも可能です(送料の軽減が図れます) 。
・本の種類に規定はありません。百科事典・雑誌・図鑑・洋書など、なんでも結構です。
【寄贈先について】
寄贈いただいた本は、ボランティアの手によってクリーニング・補修し、
JPICから各施設に寄贈します。
寄贈先はJPICに一任くださいますよう、お願いいたします。
寄贈先の施設には、公共図書館・学校図書館は含みません。
【その他】
古書として特別な価値のあるものを古紙として処分してしまわぬよう、神田古書組合の
協力をいただき、買い取っていただきます。買い取り金額は全額上記拠出金とあわせて
寄贈先施設の読書環境整備費に充当します。(当事業運営費にあてることはありません)
寄贈いただいた図書の行き先や進捗状況について、
個別のお問い合わせにはお応えできません。
可能な限りの情報をホームページにて公開してまいります。
という試みです。
特筆すべきは出版・印刷・製紙・製本業界が音頭をとって行っていることです。
今まで、古本や書籍の再利用という点ではブックオフなど民間の古本屋ベースでしか行き先がなかった本がよみがえるのです。
古本買い取りでは値が付かず資源ゴミとして再活用するのが精一杯だったものが、再び読まれる作品として生まれ変わるのです
ことのは出版がある横浜市神奈川区泉町でも、告知が後手に回ったにもかかわらず、たくさんの寄贈をいただきました。
来年は、もっときちんと告知したいと思います。
書協はじめ出版文化産業振興財団の試みと
地域の皆様の協力に感謝いたします。
ありがとうございました