先日、とあるベンチャー企業に往訪。
案件等メールですりあわせした上、雨の中都内へ

すると出かける前に予定の人からメール「体調が悪いので、別の担当が対応します」とのこと

まあ、それで出かけますと出てきた瞬間から、いわゆる会社の人間じゃないなあという感じがした人と
話をすることに、場所がないからと外の喫茶店で打ち合わせ。

 名刺には取締役とだけ書かれた担当の方と商談の話を始めようとしたとたん、案件2件のうち1件に対して否定的見解を連発。

 今回の取引2件セットではじめて相互に相乗効果とメリットが出るものとして話をすることになっていたのですが、初っぱなから「バーターじゃなくちゃ全く話できないですね」と一緒に行った担当の人間もそこで打ち切る勢いになってしまいました。

 案の定、応対した人はVCから派遣されてきた社外の人で、なんでココまで強がるの?と不思議に思うほど上から目線で話をしてきました。

 同業・お互いほぼ状況がわかっている中で、弱みを見せたくないのか?それともVCやファンド、金融関係者特有のくせなのかわからないですが、出資してやっている・尻ぬぐいをしてやっているみたいな雰囲気が他社・取引先にまで匂わせていました。


 自分の会社でも当然、今後資本政策などを行うことがあると思います。そして人を受け入れていくとおもいますが、いわゆる赤点補修のために資本先から先生が派遣されないよう頑張ろうとシミジミ思いました。

 ああいうタイプの人がお目付で二人・三人といたら起業家にとってモチベーション維持するのが大変でしょう。

 まあ、どちらにしてもメールですりあわせた案件に対して、否定的な話するぐらいなら呼び出すなっとは思いました。また担当の方の話し方もありふれたビジネス書で「絶対負けない交渉術」とかの類を読み過ぎじゃないですかという類の対応で、今までで合った人の中で一番薄っぺらい人と感じました。

 まあ、自分のブログで愚痴っている自分も最低ですが、新規市場創生をしようとしているベンチャー間との打ち合わせで熱く語ることができないのは物凄く自分には合わなかったです。

 やっぱ情熱でしょうベンチャーは。当然冷静さも要りますが冷静さの類を勘違いしてはいけないと思います。
やれマーケティングの結果、リサーチしてメリットないとか机上の理論で会議ばっかりしてても新規事業は立ち上がらないと思います。どんな強いネットワークや資金力があったとしてもベンチャーはベンチャー。

 Try&Try そしてユーザー目線 この二つだと思います。

久々に嫌な打ち合わせをしたので、自戒の念と他山の石としてあげておきます。

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↑これはアカデミックな本としてすごく良かったです。