おかげさまでことのは出版11月30日に3期目を何とか終えることができました。

今期後半はキャシュフローがうまく流れなくて、非常に厳しい1年でした。
ただ、そのおかげで様々な方と出会えたり、良い経験をさせていただきました。

改めて、大手町や虎ノ門の本社や役所に入りトップの方々とビジネスの話や商談、その他色々なことを話す機会に恵まれました。

大阪のサラリーマンだった頃と比べると、直行 大手町○○銀行部長とか神保町××出版社長とか
肩書きを持つ方と出会ってビジネスをしているという「毎日」が振り返ると遠くに来たなあと
思ってしまいます。


さて、決算は比較的早くに終了しそうですが、赤字決算にはなりそうです。
ただ、赤字額は約300万~500万の間ともう少しと言うところまでは来ています
売上高は前期比4倍超、9,10,11月は単月黒字、初の四半期黒字を計上して、来期の飛躍に期待が持てそうです。

但し、現金がない、「じぇに」がない状態が来年5月まで続く見通しで、苦しい前半戦が予想されています。

セーフティネット(緊急経済対策資金による貸し出し)に頼ろうとしても実は一つも基準を満たしていなかったりします。


対象となる中小企業者
 
以下のいずれかの要件に当てはまる方が対象となります。
○指定業種に属する事業を行っており、最近3か月間の平均売上高等が前年同期比マイナス3%以上の中小企業者。
○指定業種に属する事業を行っており、製品等原価のうち20%を占める原油等の仕入価格が20%以上、上昇しているにもかかわらず、製品等価格に転嫁できていない中小企業者。
○指定業種に属する事業を行っており、最近3か月間(算出困難な場合は直近決算期)の平均売上総利益率又は平均営業利益率が前年同期比マイナス3%以上の中小企業者。

どれも満たしていなかったりします。でもキャッシュが滞れば倒産もあり得るわけで、まだ、表面はともかく内面では雨のち曇りと言ったところでしょうか?

あと、セーフティネット指定業者600業種以上増えたのですが、まだこの中に出版業は入っていないのです。
先日、書協から経産省に要望がようやく出されたところです。

早く実現すれば良いのですが・・・

今日は顔だけでも明るくやっていこうと決めた一日でした。
一月早く、ことのは出版 新年がはじまりました。