iPodの私的録音録画補償金について書かれていた。

文句を言いたいのは3つ

1)iPodに補償金がさも決定したようなスポーツ紙並みの見出し
(12段にした弊害がもろでています)

2)何も独自の視点で調査していない、典型的な文化庁(およびバックの権利者団体)の提灯記事

3)「秘策」ありと特ダネのように書いてある内容が、ひどすぎる。
「秘策」はiPodの私的録音録画補償金を認めないと、先日合意したダビング10の規格も白紙にするという
文化庁の「脅迫」を「秘策」としたこと。

もはや真剣に新聞の必要性を感じなくなってきた。
時事通信か共同通信の記事をネットでみて、自分の目で情報取捨選択したほうが、若干手間はかかるが
ましかもしれない。

(補足)
朝の目覚めと共に新聞記事の事実情報確認しましたが、
キーワードの収入は約30億円というところが気になってざっと調べてみました。

現在、MD、CD、DVD-R、コンポなどに課せられている私的録音録画補償金は
社団法人 私的録音補償金管理協会(sarah)と
社団法人 私的録画補償金管理協会(SARVH)

に分割されて配分されている、おそらく昨年度実績が約30億ということだと思います。
今年度の予算計画書が情報公開されているのでみてみました。

私的録音管理協会(sarah)の収入、約12億5千万円 権利者3団体への分配金5億6千万
私的録画補償金管理協会(SARVH)の収入 27億 そこから権利者3団体(JASRACほか)への分配金12億円
それぞれ権利者3団体から各孫団体へ再分配されるのですが、著作権者にいくら戻るのか・・・
文芸家協会のほうで分配に扱った著作権者とその利益を公表してくださる方いらっしゃらないでしょうか?

どちらにしても今期収入約40億円のうち確実な分配金は18億 残りの22億はどこに消えるんだ!
啓蒙のためとか書いているけど、どうせ文化庁役人関係の天下り基金として活用されてるんだろう。

なめてんのか(怒) ヾ(▼ヘ▼;)


なんにしても恥ずかしげもなく1面トップに持ってきた朝日新聞の見識を疑います。
再販制度を維持するために政治家に献金はするは、めちゃめちゃですな