フリージャーナリストの津田大介さんの記事です。
http://ascii.jp/elem/000/000/065/65719/

記事中書かれたいましたが、
インターネットに接続する人の多くが“潜在的犯罪者”になってしまうんです。


という状態が、本当にこれからのネット文化、デジタルデバイス時代の為にいいのか?
非常に危機感を覚えています。

デジタルテレビしかり、法改正が民意ではなくある特定利害者のために動いている状態は
虚脱感を覚えてしまいます。

デジタルテレビはコピーワンスからダビングテン(コピーは10回まで正確には9回まで)に
変わるそうだけど、今、デジタルレコーダーを買おうとしているユーザーにはほとんど知らされていないわけで、
来年春先に知ったユーザーは怒るんだろうなあ。

ダビングテンも結局、デバイス製造メーカーと放送局などコンテンツメーカーとの間で圧力掛け合って、コピーワンスで走り出して一転ダビング10に
それでも基本的な孫ダビングやインターネットへのアップロードに関しては厳しく制限されているわけで、
自分たちで使い勝手を悪くしている状態です。
コピーワンスの開発技術自体、B-CASを通して莫大な研究開発費をつぎ込んでできた技術にもかかわらず
捨ててしまうことに・・・
あげくに海外版の輸入禁止に力入れて
日経新聞記事


どうしても保護したいんだったら
今のYouTubeに負けないシステムを国内で作って有料PVにすればいいのでは?
せめてそれをしてからメディア側は文句言って欲しい。
マスターテープが残っているかわからない状態で、過去の映像の保護、アーカイブ化は
なりふり構っていられないほど、文化的で日本コンテンツ産業として必要なことだと思います。

できるか?
こんなこと
http://jp.youtube.com/results?search_type=search_videos&search_query=%E8%BE%B0%E5%90%89%E4%B8%88%E4%B8%80%E9%83%8E&search_sort=relevance&search_category=0&search=Search&v=&uploaded=&filter=1&page=1

メーカー・放送局・国がしないのならウィキペディアや青空文庫のように個の力の集積で動かすしかないともいます。
そもそも、放送局や国はココまでできあがったのをタダだと考えているから始末が悪い。

これだけのシステムの構築費など技術的なところもそうですが、人の人件費を考えたら莫大な費用が動いてできあがったものです。(それが映像継承のための情熱による無償行為であったとしても)
その部分には目を寄せず、著作権の侵害ということを盾に何とか自分たちの利益に変えようとする姿は哀れです。

コンテンツ立国として国策を出しているのなら、是非とも今、この瞬間にも失われつつある過去の映像資産を
国で管理して適切な配分を心がけてはいかがでしょう。



それにしても
辰吉丈一郎、目をケガする前まで本当にものすごいや
パフォーマンスに目がいきがちだけど、左の使い方すごい
最高です。