昨日の夕方から「著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム」 (略称は「think C」)の公開トークイベントVol.5秋の拡大版に参加してきました。
拡大版と言うだけあって午後四時から午後9時までのイベントでそのあとの懇親会が9時半から21時半までと、ものすごく長いイベントでした。

この著作権保護期間の延長問題については、ご存じないか方もいらっしゃるかも知れませんが、現行、著作権者死後50年までの延長期間を70年に引き延ばす要望書が一部著作権管理団体が連名で文部科学省に提出し、議論もせずに法案化してしまおうとしたために、議論の場をいわゆる有識者だけではなく、幅広い議論を尽くした上で、延長するかしないか審議しようとという有志でスタートした形です。

このThink C会を追う度に中身が深まり、ディスカッションしたメンバーもいつの間にか官・団・民・個とそれぞれの立場から問題を提起し合い、当初、国民会議という名称だったのですが、その名の通り幅広い議論が出ています。

昨日は、経済学と法学の立場からの発表ということで堅くなるかな?と思ったのですがまさに文系理系問わずにわかりやすい、そして実証論がたくさんでました。

私も途中からですが発起人に参加させていただきました。

というのも現在の著作権者の権利を借りてビジネスを行うオーディオブックに取って著作権問題は避けて通れない問題と言うところと、最大のポイントは孫の代の利益より今の著者が利益を出るための活動をしようよ!という思いが強くあるためです。

 今も毎日、著者許諾とっても版元NGで日の目を見ない作品など、根拠はないのですが世に出せない作品が多々あるなかで企業としてみれば微々たる経済活動にしかならないということで、切り捨ててしまい著者の利益を損なうと言うことが許せなかった為です。

これは会社ホームページの中で特集ページ を作って話していますので、ご一読いただけたらと思います。

懇親会では非常に様々な方々とお話しさせていただきました。
スタッフ・事務局の皆様 またパネリストの皆様、無償のボランティア活動にも関わらず、素晴らしい場をつっくっていただけましたことを改めて御礼申し上げます。