オーディオの黄金時代(私が勝手に思っている)の揺ぎ無き300万円台ハイエンドスピーカーをようやく見つけました!
ニューカマーにも関わらずステレオサウンドのゴールデンサウンド賞を受賞してしまうほどの実力あるスピーカーKUDOSの、TITAN606(定価¥3,410,000税込ペア)を厳選して展示導入しました!


私が昔(現在も)好きだったスピーカー2社に姿も技術もやってることもとっても似ていて偶然にしてはとても驚いていますが、このスピーカーはこの材料費高騰時代には珍しく、300万円台でこのサウンドが出るとは!儲けものです!
当店はサイドのウッドが希少なリキッドアンバーで発注してありますが、希少な材料もあって遅れに遅れていて、急遽仕上げ違いのブラックアッシュをタイムロードさんに仮展示としてご用意してもらいました!!

 

早速箱から出して…

純正スパイクも良さげなのですが…

 

とりあえず写真用に裏表撮影

 

 

アルミ合金台座は飾りでありません!裏側を見るとなるほど~~という構造です!

 

YGアコースティックのTALUSよりも小ぶりです。

 

定在波計算した位置に置きとりあえず鳴らしてみる

ところが…

いきなりうまく鳴るかと思いきや、そうは簡単なものでは無かったです。。(^-^;

ポテンシャルの凄さはもういきなりそこに見えてはいるのですが、これじゃお客様に自信をもってお勧めできないし、当店のメインシステムでお聴かせするにはまだまだ気が引けてしまうほどです。
YG Acousticsもそうですが、パッと置いて、繋いで、とりあえずサッとセッティングして、この程度では感動する音は出ません!
YG以上にKUDOSは難しい感じですが改善ポイントがいくつかあることが分かりました!
また、KUDOSは底知れぬポテンシャルがあることにも気づかされました!!

 

レーザーセッティングは独自の方法で!

 

 

 

 

 

 

 



長年のDATAや経験からの引き出しが沢山ある当店なのであらゆるものを駆使して原因を追究し、やっとお聞かせできるところまで持ってきました!!
まだ、本領発揮出来てないのですがこれからパーツやDATAなど用意してやって行くので、本来のサウンドが出せるのは1ヶ月程先かと思いますが、それでもここまで鳴らすことが出来ましたので是非聞いてみてください!

 


当店でKUDOSを販売させていただく場合はそのままで販売はせず、無料にて当店オリジナルのパーツや改善ポイントをご提供させていただいての販売となります!!

2ウェイの位相特性の良さ、これ本当に2ウェイ??と思うほど低域の階層の見え方とあたかも3ウェイかと思うほどのレンジ干渉の無さは、他に類を見ないほどです。
3ウェイのネットワーク設計は死ぬほど難しいのは今まで習ってきたし色々経験して来たし、だからと言って2ウェイには限界があることも色々経験してきましたが、このTITAN606は2ウェイと3ウェイのいい所取りで、とにかく当店でセットされたTITAN606を聴いてもらうと「なるほど、そういうことか~~!」と思っていただけるかと思います。
何故こんな素晴らしいサウンドが出るのか?と私はいつも技術的なつき合わせをするのですが、大きな特徴の1つは「アイソバリック方式」によるものでしょう。



多くのスピーカーシステムはウーハーがバスレフ方式を採用していますが、箱の容積とバスレフポートの径と長さで低域を表現しますが、低域のあらゆる周波数にフラットに共鳴させたり増強するのは困難ですし、ポートから出るノイズや位相が反転した遅れた低域が干渉します。
また、密閉型は殆どのメーカーが難しくて採用してませんが、ウーハーのピストンモーションで内圧が一定でないために空気バネが常に発生するので、振動板が歪んだり動きが遅れたりして正確な動きが困難となります。
2ウェイのウーハーは低域も出しますが中音域の担当していますので、バスレフ方式や密閉式ですと内圧の影響を大きく受けますので低域は何となく量感で誤魔化せても中音域は振動板の動きに影響があるために歪んでしまいます。

その欠点を理論的にも解消しているのがこのTITAN606で、中音域も担当しているウーハーは密閉されたエンクロージャーに配置されますが同じウーハーが対面に同相で動くために内圧が常に一定を保つことが出来るのです。
そして、密閉なので共鳴も一定を保つことが出来ます。内圧が一定の密閉というのは理論的にはとても理想です。
同相で動くもう一つのウーハーは下部のポートによって内圧が排出されるので、2つの共鳴ポイントによって低域を設計しているというわけです。
理論的にはなるほどと思っても音が理論通り出るとは限りませんが、KUDOSは見事に音を聴いて納得できるサウンドを出すことに成功したのだと思います。

 

低域の影響を全く受けない2ウェイの中音域のクリアーで高解像度でリアルな音像はどんなに低域が出ていてもあたかも別の中音域のユニットが鳴っているかのようなクォリティーを保っているのはかなり驚きで、アイソバリック方式でこのサイズからは到底想像できないような高解像度で地を抉るような階層が見える低域、それらの恩恵で広大な音場に点在する一音一音が崩れることなく表現できることが、想像していただけるのではないかと思います。

 



とにかく、このTITAN606はコアが長年探し続けた黄金時代の揺ぎ無き300万スピーカーなのでずっと展示致します!
自信を持ってお薦め出来るよう、時間をかけてじっくり研究していきたいと思っています!

黄金時代の揺ぎ無き300万ハイエンドスピーカーをご検討されている方は強くお薦めしたいスピーカーですので是非試聴しにご来店下さい!