

こういった、オーソライズド・ディーラーの査証が正規輸入元から送られてきます。
本来の正規販売店の定義は、価格の乱売を防いだり、並行輸入や中古を新品扱いにして売る詐欺行為などを防止するのが最大の目的です。
更に言うなら正規に扱う安心した商品を提供できるだけでなく、技術的な支援も受けており、技術的にちゃんとした方向性を持った販売店であると考えます。
技術提供が一番の正規販売店の使命だと私は考えるのです。
最近はインターネット販売や、量販店で陳列されているだけの販売方法など、簡単に入手できる反面、こういった技術提供が全くなされてなく、僕たちの販売店が一番重要視しないといけない部分なのです。
また、改善点や技術面での提案もディーラーの仕事です。
私は毎年ラスベガスCESの会場で社長にダイレクトに面と向かって話をしています。
また、日々輸入元を通じて社長に伝えるようにお願いしています。
「もっとこうしてくれ!」
「このまま作り続けてくれ!」
「利益主義にならないでね」
etc…
と。
そしてそれが製品に反映したり、ロングセラーとなって、僕たちディーラーは正規販売店としての役目を果たし一つのサイクルが生まれるのです。
ただ、作ってきた製品を、普通に売るんじゃなくて、こういった一連の流れがあって初めて製品の価値が発生するのだと思っております。
さて、今回も無事に「2010年度DYNAUDIOの正規販売店査証」が届きました。(^^)v
ということで、来年もビシビシ音に対して厳しいこと言いますから、しっかりした製品作りを宜しくお願いしますね。(^.^)