
皆様、お盆でおやすみの方、お盆なのに仕事の方、いかがお過ごしでしょうか?
私は、店は休んでるのに頭は仕事だらけの日々を送っております。(^_^;)
先日「次世代オーディオに思うこと…」を書きましたが、お客様から貴重なご感想のメールをいただきました。
誤解があってはいけないと思い、もう一度ここで書かせていただきます。
また、内容も再確認し、訂正いたします。
お客様のお話はごもっとものご意見で、次世代オーディオは理想的だとのお話でした。
もちろん私もそう思います。
先日書いたのは、次世代オーディオを批判したものではなく、むしろ逆で、もっと頑張って高音質化をさらに図ってほしいという思いで書きました。
先日使用した機材は、HDDのPCではなく、SSDのPCでした。
また、クロックもPCのものではなく、DAC内の高精度クロックに同期させたジッターの極限に低いもの。
PCもACに繋がれていてもバッテリーを優先とした電源事情も有利だとのこと。
もちろん、先日のデモンストレーションは、これら全て理想といわれるハイスペックにて試聴したわけです。
理論的には理想なので非常に期待をして聴いたのですが、正直CDを全て超えるものではなく、むしろフォーマットの差以前の問題の基礎的なものに問題があるような、平坦でノイジーなサウンドでした。
好みなどの範疇では明らかに違う音質です。
これは、当方の最高級CDシステムでの比較なので、価格帯比で考えたらもちろんUSB-DACのほうがCPが高いとは思うのですが、絶対的な音質に疑問を残しているのです。
発展途上なのでこれからの部分にはかなり期待をしているのですが、雑誌や評論家の方、インターネットでのBBSなどで、どうも誤解されるような言葉もあるので、ここを明確にしたいと思っただけです。
「CDの時代は終わった」
「CDプレーヤーを新規で買うヤツは馬鹿だ!」
「CDはいずれなくなって、固定メモリーオーディオになる」
…etc、消費者を煽るような言葉が多く、他のお客様からもこのような質問が多いのです。
なんでもかんでも混在した考え方ではなく、お客様のニーズにあった考えでものを判断して欲しいのです。
多くの方はせっかく多くのCDソフトを所有しているんだから、CDをいかに素晴らしく鳴らすかを考えながら、次世代オーディオに期待したいものです。
そして、スピーカーやアンプのことも考えて欲しいからです。
それから、優秀な伝送技術のケーブルやアクセサリーも。
偏った、煽りはオーディオ業界をダメにします。
そこを言いたかっただけです。
以上です!!(^^)v