今日はハーモニーホール福井へ行ってきました。

ファンホメナ指揮、スペインのビルバオ交響楽団。
ギターの荘村清志さんとヴァイオリンの南紫音さん。

ハーモニーホール福井の2階席だったんですが、意外と音がいいんです。
ステージ感が凄くいいんです。
何だか「オーディオ的」って感じを受けました。

ご一緒されたお客さんは、「自宅のオーディオルームとイメージが似てた♪」とご満悦の様子。
確かに、ステージイメージがオーディオ的だなぁ~と、自分もそう思っていました。(^.^)
オーディオ的というと何だか生演奏をバカにしてるようにも聞こえますが、そうではなくて、楽器一つ一つがはっきり聴こえる1階の真ん中から前の席と違って、まとまり重視で音楽全体を聴いてるって感じがしました。

「生演奏って絶対的にいい!」「オーディオなんか生に勝てないよ!」って方もいらっしゃいますが、私はそうは思えません。
以前聴きにいったオーケストラなんかは、会場が少し田舎だったということもあってかお客さんの入りもイマイチで、世界的に有名な演奏者もやる気なくてだらけ気味…。
それはそれは聴いていて嫌になっちゃうほどです。(>_<)
しかも、ホールの空調の低周波ノイズが結構あって、一般の方には気がつきにくいんですが、無音状態でのホールに緊張感が無いんです。
コレじゃいい演奏も出来ないし、聴き手も緊張感ないって感じ。

それなら名演奏のCDを自宅の自慢のピュアオーディオで鳴らしたほうが感動することの方が多いです。
もちろん、それなりのオーディオシステムやルームチューニングしてないとダメですが。(^^ゞ

要するに、「感動する!」ってことが大切なんです。
生であろうがオーディオであろうが、感動できる音が最高ってことですね♪

スペイン本場のボレロは緊張感があって凄くよかったですね♪
緊張感が持続するって難しいんだなぁ~って思いました。

アンコール曲も、感情豊かな演奏と緊張感が素晴らしかったですよ♪