睡魔と格闘した前回のブログの続き(笑)




「音」とは空気振動でもある



スピーカーから発せられる「音波」という波が空気に伝わり、膨張や収縮を繰り返し振動しながら鼓膜も同様に振動、様々な器官によって電気信号のような信号に変換され、脳に伝わるのが「音」



つまり「最良の」環境条件は



空間容積内の空気量=「音」の空気振動量となる



現実的には、様々な周波数で成り立っている「音楽」ではあり得ない数式でしかないが…



ここで、作業場に快感の音場を与えたレヴォーグの状態はコチラ







この状況では車内空間で盛り上がった低域は薄れて内張の振動は無くなり、作業場を縦横無尽に駆け回るPF10ワールド(笑)



ここで気付くワタシ…



レヴォーグの車室内空間の空気容量よりPF10システムの音圧が完全に優った、容積対圧力のバランス崩壊という事実



もちろん、車内空間が密閉という状態はあり得ないので空間容積が一定もあり得ないが、それでも「音圧」が優っていた



さらに、車外への「音漏れ」も上がっているんだわ…



とうとうここまできたか…



昨年、静岡のミーティング参加の際にドア内部の手直しを行ったが、その際も音圧を落とす作業に近い内容の施工であったが、明らかに「音圧」が上がっていることがわかった



ただ今の季節は冬で気温は低いので空気密度が濃い季節でもあり、空気振動も重いということを割り引いても上がっている、スピーカーから発せられる「音圧」



ここでワタシが「帝王」に提案した



空間容積に対して音圧を下げる「デチューン」をしようかね?



「デチューン」なら簡単だし(笑)



スピーカーケーブルが新しくなったことで情報量の伝達率が上がり、空気の振動量を増やしたスピーカー



左右スピーカーケーブルの静電容量を合わせたことで、ズレが明らかに減った左右のスピーカー出力レベル



結果、左右スピーカーの「同調量」が増したことで上がった音圧



今回の施工の図式、こんなところなんだろう…



やっちゃダメなヤツ、やっちゃった(笑)



とりあえず、スピーカーケーブルを慣らして考えるわ〜って「帝王」



DAP Cayin N8iiから同軸デジタルアウトでDAC CHORD qutestにて変換された太いアナログ信号を減圧させ、太く濃いアナログ信号に整流するLUNDAHLトランスからRE2へ伝わり、とても高い増幅率に上がった音楽信号を受け入れるスピーカーPF10というシステム構成のレヴォーグ



PF10という10cmスピーカーのエネルギー放出量に驚嘆しましたわ(笑)




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