X(旧Twitter)のユーザー様よりCDP-R1の修理が出来ないかと相談を受ける。
メーカーサービスからは修理期限経過及び修理部品の入手が出来ない、
オーディオ修理業者様より部品が無いので修理は出来ないと断られたそうです。
何とか出来ないかと思いハイリスクの修理を受ける事に。。
今迄修理した主なユーザー指摘症状:
動作せず、トレイ開かない、動いてもザーとノイズが出る:X202 VCOユニット交換。
デジタルアウトからノイズ:DSP+SRAM不具合、同時交換。
トレイが勝手に出たまま又は時々トレイが出たまま:メカコンの不具合。
写真は修理完了後のものです。

内部写真

不具合の原因が判明。
動作せずの原因はサーボ基板のX202 VCOユニットから16.9344MHzのクロックが出ていない。
クロックが出ていても周波数が不安定でフリーズしたりスピンドルが暴走状態になっている場合もあり。

で、ここから長い道のりに。。
オリジナル部品メーカーのリバーエレテック(株)に問合せたが近年のSMT化に伴い、
このパッケージは現在生産していないとの事。
VCOユニットが無いので回路を改造して通常プレーヤーと同じ固定クロックも考えた。
そんななか同形状同仕様相当のものを作ってくれる三田電波(株)さんを見つけた。
仕様提示から概ね3週間弱で作って貰うことが出来た。
*2026年1月現在 三田電波(株)廃業によりVCOユニットの新規入手は出来なくなりました。
VCOユニット載せ替え後。

動作OKとなりましたがノイズが出ている。
さらにIC229 SRAM LC9600P (CXK5816M-10L)やIC212 DSP CXD1125Qを調べると
DSPのデータラインからノイズが出ている。
80pinのQFPとSRAMを同時交換となってしまいます。

IC212 DSP CXD1125Qの交換後

これで正常に動作する様になりました。。
最後にメカ(CDM-4)のベルト2本交換と電気調整を行い完了。

YEDS-18のRF波形
RFレベルも1.1V以上有りエージングでも問題ないですね。

良く交換する部品
・VCOユニット
・CDM-4 ベルト2本
・ロータリースイッチ
・DSP CXD1125Q+SRAM LC9600P
・メカコン
当時の担当者:AU ES PL:須賀氏 電気:石田氏、金井氏 外装:細野氏