昨今未婚率の上昇等に伴いペットの需要は増してきています。そんな中で犬、猫には及ばないものの人気のあるペットとして挙げられるのがうさぎです。

 特に人気があるのは愛らしい顔つきと真っすぐ立った耳が特徴のネザーランドドワーフ。

 しかしうさぎの飼育方法は意外と知らない方も多いでしょう。

 

 

  • ネザーランドドワーフって名前は聞いたことあるけど飼いやすいの?
  • 人間になつくの?
  • 寿命はどのぐらい?
  • どのくらい大きくなるの?

 

  この記事では実際にネザーランドドワーフを5年飼育している私が

  • 飼育方法
  • ネザーランドドワーフの魅力
  • 飼育していて大変な点
  • ネザーランドドワーフの病気

上記を詳しく解説していきます。

↑我が家のネザーランドドワーフです。

 

 

  ネザーランドドワーフとは

 

 まずはネザーランドドワーフとはどんなうさぎかを簡単に説明します。

 

  • 原産地…オランダ
  • 大きさ…25センチほど、体重約1キロ
  • 寿命…5~10年(8年超えれば長生き)
  • 夜行性 

 

 日本で最もポピュラーなネザーランドドワーフですがロップイヤーやミニウサギなど他のうさぎと比べると繊細でストレスに弱いです。

 病気にもなりやすく意外と飼育は上級者向けと言われます。

 

 また体重1キロほどで世界最小のウサギとして知られていますが人気種ゆえに雑種が多く出回っているのも事実。

 ネザーランドドワーフと思って購入したら2キロぐらいまで大きくなったんだけど…

 

 こんな話も珍しくありません。

 心配な方は血統書付きの子を購入した方が無難です(ただし価格が5~8万程度します。通常であれば3万前後)。

 

 

 

  ネザーランドドワーフの飼育方法

 

 まずはネザーランドドワーフ飼育に最低限必要なものを紹介します。

 結論から述べると以下の通りです。

 

  • ケージ
  • エサ入れ
  • 牧草入れ
  • 給水器
  • トイレ

 

順番に解説していきます。

 

・ケージ

 大きさは幅60㎝×奥行50㎝ぐらいは最低限確保しましょう。もう一段階大きいサイズでもOKです。

 狭くないの?と思われる方もいらっしゃるでしょうがウサギは縄張り範囲を管理する習性があるため広すぎると落ち着きません。

 

 

・エサ入れ

 オススメは陶器のものです。あまり軽すぎると簡単にひっくり返してしまいますのである程度重さのあるものを選択します。 

 参考までに私が使用しているエサ入れです。

https://item.rakuten.co.jp/chanet/86606/?s-id=sd_browsehist_search

 

 

・牧草入れ

 こちらはうさぎの好みに合わせて選べば良いと思いますがどのタイプを選択しても大量に散らばります。 

 もったいない!と最初は思うでしょうがそういうものです。

 24時間食べ放題にする必要がある(うさぎは絶えず腸を動かす必要があります)のである程度大きさのあるものを選びましょう。

 

 

・給水器

 ノズルタイプのものが一般的ですがお皿タイプがオススメです。

 理由としてはうさぎがより自然に近い体制でお水を飲めるからです。

 

 毎日新鮮な水をあげましょう。

私のうさぎも使用しているこちらがオススメです。

https://item.rakuten.co.jp/chanet/301870/

 

 

ノズルタイプは衛生的には良いのですが上を向いて飲む必要があるのでうさぎにストレスがかかってしまいます。

 

 

・トイレ

 トイレは三角タイプと四角タイプがありますが結論どちらでも良いです。

 ウサギは自分の決めた場所でトイレをするのでそこに設置すると覚えやすくなります。ただし中にはトイレを覚えない子もいるのでそのときは諦めましょう(涙)。

 

 ちなみにネザーランドドワーフに限らずうさぎのおしっこは臭います(うんちは臭いません)。販売段階でトイレを覚えている子もいるので確認しておきましょう。

 

 

ネザーランドドワーフの食べ物

 大事なごはんについて解説します。

 結論からいうと下の2つ以外は基本不要です。

・チモシー(牧草)

・ペレット

 

 順番に解説します。

 

・チモシー(牧草)

 主食です。24時間食べ放題にします。うさぎは腸を常に動かす必要があるためこまめに食べます。チモシーには

 

  • 1番刈り
  • 2番刈り
  • 3番刈り

 

上記3種類がありますが最も栄養のある1番刈りがベスト。しかし中にはチモシーにこだわりが強い子もいるので色々試すと良いでしょう。

 

 またアルファルファという牧草もあるのですがカルシウムが高すぎて大人うさぎだと尿管結石という病気になる可能性があります。逆に生後6か月程度の子うさぎにあげると成長を促せます。

 私のうさぎが食べているチモシーはこちらです。

https://item.rakuten.co.jp/chanet/57239/?iasid=07rpp_10095___ex-m6cn5ik1-3q-d6659f81-35cf-4d03-a22e-38c037577122

 

 

・ペレット

 こちらが副食になります。

 オススメは

  • バニーセレクション(イースター社)
  • うさぎの極み(ハイペット)

このあたりです。

 栄養成分的には

 

・カルシウム…0.6~0.8

・粗繊維…22~30

・粗タンパク質…12~14

 

このあたりが理想と言われていますが初心者の方には難しいので上記2つから選べばOKです。

 与える量は1日体重の3%が目安です。与えすぎるとチモシーを食べなくなったり肥満の原因になるので要注意。 

 一度肥満になると元に戻るのが難しいです(絶えずチモシーは食べ続ける必要がり、部屋の中では運動量が限られるため)。

 

・1キロのうさぎ…30グラム

 

 少なく感じるでしょうがこのぐらいです。

 

 

 

  ネザーランドドワーフの魅力

 

 次にネザーランドドワーフの魅力についてです。

ここは飼い主である私の独断と偏見になります。

 

  • なつく
  • 集合住宅でも飼える
  • 1泊なら留守番可能

※かわいいのはいうまでもないので外しています(笑)

 

・なつく

 なつくといっても犬や猫みたいに名前をよんだらこっちにくるとかではありません。

 それでも慣らしていけば頭や身体を撫でてくれー!とアピールしたり飼い主が近くにくると寄ってきます。

 ただし、注意点として抱っこは基本的に嫌がる子が多いです(自然界では捕食される側の動物なので持ち上げられるのは苦手です)。

 

 

 

・集合住宅でも飼える

 うさぎは大きな声で鳴かないので集合住宅でも飼いやすいです。

 ただし、後述しますがケージをガジガジ齧る音は不快です。

  

 

・1泊なら留守番可能

 魅力というと語弊がありますが一人暮らしの方は気になる点でしょう。

 給水器を2台体制にして牧草を多めにいれておけば1泊なら可能です。それ以上は危険なのでやめておきましょう。

 

 

  飼育していて大変な点

 

 かわいいだけでなくもちろん大変なこともあります。

 

  • 温度管理
  • つめ切り
  • ケージ噛み

 順番に解説していきます。

 

・温度管理

 ネザーランドドワーフに限らずうさぎは暑さに弱いです。日本の夏をエアコンなしで乗り切るのはまず不可能(北海道ならわかりませんが)。

 適温は18~23°、湿度40~60%です。湿度は多少外れても大丈夫ですが温度は最高でも26°ぐらいには抑えてください。

 

 逆に冬の寒さには強く10℃以下でも平気です。ただし日中は煖房で気温が上がり夜間は気温が下がるような環境は避けましょう。人間以上に寒暖差がストレスになります。

 

・つめ切り

 結論動物病院でしてもらうことをオススメします。

 私も最初はつめ切りを購入してチャレンジしたのですが全く出来ませんでした。少し考えればわかったことですが爪を切るからといってじっとなんてしてくれません。

 

 またネザーランドドワーフの爪はすぐそばに血管が走っていてそこを切ると出血します。

 出血自体に大きな問題はないのですが初めてみると飼い主側がパニックになるでしょう。

 

・ケージ噛み

 げっ歯類あるあるですがケージを噛みます。しかも夜行性で夜に行動を開始するので人によっては眠れない日々に。

 原因はストレス等、考えられますが一旦収まれば静かになることが多いです(実際私のネザーは夜間でも静かです)。

 対策は病気のテーマで後述します。

 

 

  ネザーランドドワーフの病気

 

 飼う前に抑えておきたいのがやはり病気です。

 ネザーランドドワーフがかかりやすい代表的な病気と予防策を解説します。

 結論以下の3つです。

 

  • 不正咬合
  • 毛球症
  • 骨折

 

 順番に解説していきます。

 

・不正咬合

 歯の嚙み合わせが悪くなることです。ネザーランドドワーフには何でも齧る齧り癖があります。特にケージの金網を噛むことが多いです。

 そしてこの音は正直不快。

 

対策:ケージを噛むことをやめさせるのは正直難しいです。我が家ではタオルをケージに被せると比較的おとなしくしてくれました。

 

 その他

  • ケージの金網部分に齧り木をセットする(歯には良いですがすぐにぼろぼろになります)。
  • うさぎが舐めると苦い味がする薬を金網部に塗る(市販されています)。

 

 等が対策として挙げられますがまずはストレスがかからない環境作りが大切です。

↑ケージについているのが齧り木です。

 

・毛球症

 換毛期の3~5月、9~10月に発生しやすいです。抜けた毛が体内に溜まり食欲不振を起こします。

 補足ですが冬場も常時暖房で管理していると12月や1月でも換毛期がきます(実際我が家でもきました)。

 

対策:まずは24時間しっかりチモシーを食べさせて腸を動かしてあげます。そうするとある程度の毛はうんちと一緒に排出されます。

 あとは週1回程度ブラッシングをしてあげると良いでしょう。

 

 

・骨折

 ネザーランドドワーフは身体が小さいゆえに骨が弱く骨折しやすいです。カーペットに爪を引っ掛けたりすると簡単に骨折します。

 

対策:ネザーランドドワーフはちょっとしたことでもすぐパニックになります。静かな部屋で飼育し出来るだけ大きな音をたてないようにしましょう。

 

視界の変化も大きなストレスとなるため出来るだけケージを置く部屋を変えないようにします。

 また部屋に放すときはフローリングやカーペットは避けましょう。

 齧らないのであればジョイントマットが理想です。

 

 

 

  まとめ

 

 ネザーランドドワーフはストレスに弱く病気になりやすいです。また夏場のエアコン管理も必須なため人によっては飼うの大変そうだなあ…と思うでしょう。

 

 しかし私はネザーランドドワーフを飼って後悔したことは一度もありません。飼育の大変さよりもネザーのかわいさのほうがはるかに上回るからです。

 

 例えば

  • 撫でてくれー!と頭をだしてきたり
  • 機嫌が良いと軽くジャンプしたり
  • もぐもぐとチモシーを食べたり

 ひとつひとつの動作や表情はとても愛らしいです。

 

 この記事を読んでネザーランドドワーフとの生活が少しでもイメージできれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございます。